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東方密着文  作者: 澪
1/3

『博麗の巫女』

注意

この作品は東方projectの二次創作です。

キャラ崩壊の恐れがあります。

こんにちは!〈文々。新聞 〉の射命丸文です!

今回から号外ということで、幻想郷に住まう妖怪や妖精、そして人々に1週間密着し、その実態を暴いていこう!という企画を始めさせていただきます!

最初に密着させてもらうのは、知る人ぞ知る『博麗の巫女』こと博麗霊夢さんです!

まずは、知られているところから私から話させてもらいますね。

そもそも『博麗の巫女』の主な仕事としてはまず、博麗大結界の維持、妖怪退治、そして異変の解決です。

まあ、やってることはすごいんですけど、賽銭箱の中はいつも空なんですよね。

「ねえ、始めるなら早く始めてくれない?あとこの取材終わったら、お賽銭、たんまりと入れてね」

あやや⁉︎それはまずいので早速始めていきましょう!


《1日目の朝》

そういえば霊夢さん、博麗大結界はどうやって維持しているんですか?

「ああ、あの結界ね。それは流石に教えられないわね。なんだってあの結界の維持方法は代々、博麗の巫女の間で受け継がれているものだし、そもそも門外不出のものだし…………まあ、諦めなさい」

そうなんですか、それは残念です。

「そもそも私は小難しいことは苦手だし、説明しろなんて言われても無理よ」

そっそうなんですか。

ちなみに朝は何をしてるんですか?

「多分知ってるでしょうけど、朝ごはん食べてからはゆっくりしていることが多いわよ」

やっぱりそうなんですね。

「やっぱりって何よ、やっぱりって。まあ、ゆっくりしてるって言っても魔理沙が遊びに来たりするから、静かではないわね」

そういえばなんですけど、紫様とはどのような関係なんでしょうか?

「紫?あいつとは言うなら敵対関係ね。まったく、どこにでもスキマを作って…………だからスキマ妖怪なんて呼ばれるのよ。神出鬼没とはよく言ったものだわ」

まあ、そうですよね‥‥‥…。

「あのねえ、これ1日目でしょう。流石に質問しすぎじゃないの?」

そっそうですよね…………。

それじゃあ1日目の取材を終わらせていただきます。

ちなみにこの後三日間、何も取材することがなかったので割愛させてもらいます。


《五日目の朝》

さて、つまらない時間が過ぎて五日目となりました!

「文屋、今日は出かけるわよ」

おお!、ついにですか。

それで一体どちらに………。

「そうね………暇潰し?」

期待した私が馬鹿でした。

「何ですって、そんな事を言うのならギャラを………」

あやや!すいませんでした。

それだけは勘弁してください。

「そう、それなら早速行くわよ。着いて来なさい 。あなたも飛べるでしょう」

はっ、はい!分かりましたから置いて行かないで下さい!

ちなみに空を飛びながらでも取材は出来ますからね。

「いったい誰にそれを言っているの?」

いや何でもありません、それじゃあ行きましょう!


その数分後、私は霊夢さんを追いながら、空を飛んでおります。

それで、まずはどこに行くのですか?

「そうね…………まずは魔理沙の家にでも行ってみようかしら」

魔理沙さんですか、まあ今行って密着取材の許可をもらっておくのもいいですね。

「それはあんまりお勧めできないわね。そんなことしたら毎日魔法薬の試作品を飲まされるわよ」

げっ!流石にそれは嫌ですね。

永遠亭の八意永琳の怪しい薬と並ぶ、あの怪しい魔法薬ですか………興味はあるんですけど実際に飲んでみるのはちょっと………。

「まあ、そうなるわよね。でも本人の前では言わないほうがいいわよ」

はっ、はい。肝に命じておきます。

「そう、まあ心配だから魔理沙の家に行くのはやめておくは」

そうですか、何だか残念ですね。

それなら一体どこに?

「紅魔館にでも行ってみようかしら」

紅魔館ですか………私はあの建物が現れた時に一回行ったんですけど、取材拒否されちゃったんですよね。

「そう………なら、紅魔館に入るのは初めてね」

そうですね、少し楽しみです!それじゃあ行きましょう霊夢さん!


……………と言う事で紅魔館にやって来ました。

そういえば、門から入るみたいですけど、大丈夫なんですか?

「ええ、大丈夫よ。そもそも多分美鈴は寝てるから」

はい?門番……美鈴さんは寝てるんですか?

「まあ、見てみればわかるは」

そう言って私達は門の前におりました。

そして門の方を見ていると…………本当に寝ていました。

「ほらね、言った通りでしょ」

まっ、まさか本当に居眠りしているとは………この人が門番で本当に大丈夫なんでしょうか。

「さあね。まあ、起こせばいいんだけどね。こう、殺気を立てれば………」

少し離れていた場所で寝いていたはずの門番は、一瞬で霊夢さんの目の前まで迫っていました。

「私よ、霊夢よ」

「はっ、霊夢さんでしたか。すいません、ものすごい殺気を感じたもので………」

何でだろう、この二人のやりとりが何だか怖い気がしたのは私だけでしょうか。

「それでそちらは………」

はい、清く正しい文々。新聞の射命丸文です!今日は霊夢さんの付き添いです。

「ああ、文屋さんでしたか。咲夜さんが毎日助かってるって呟いていたのを聞いたことがありますよ」

それは知っていますし、本人からそのことを聞きましたから。

あとその理由聞いた時沈んだからやめてください!

「ああ、そうなんですか。失礼しました。それで霊夢さんは何の用ですか?」

「暇だったから遊びに来ただけよ」

「そうですか、じゃあ入っていいですよ」

…………何だかあっさり入れましたね。

私はこんな風に入れなかったんですけど…………。

「しょうがないわよ。あの時は異変の時だったんだから」

まあ、そうですよね。

私が取材に行った時は異変の前、それも紅魔館が出現した頃でしたからね。

「まあそうね。ほら、見えて来たわよ」

あれが本館ですか。

やっぱり大きいですね。多分、幻想郷にある建物の中で一番大きいんじゃないんですか?

「まあそうね。私もそう思うわ」

まあ、そうですよねぇ………。

「あら、霊夢じゃない。今日は何の用」

あやや⁉︎その声は咲夜さん。

「あら失礼ね、文屋。それであなた達は何の用で」

「暇だったから、遊びに来ただけよ」

私は、そんな霊夢さんの付き添いです。

「そう、あんまり騒がないで欲しいわね」

そう肝に命じておきます。

そういえば咲夜さん。

「なに、文屋」

今、密着取材していて、次に密着する人をあなたにしようとしているんですけど………いいですか?

「お嬢様に許可が貰えたらいいわよ。協力してあげるわ」

そうですか!じゃあ早速交渉しに行って来ます!

「まあ待ちなさい。どうせ私も行くから、一緒に行けばいいでしょ」

すっ、すいません。取材許可なのでつい……………。

「話は終わったかしら」

お待たせしてすいません、咲夜さん。

それじゃあ行きましょう!


………………そんな訳で、応接室の前まで来ています。

「お嬢様。お客様を連れてまいりました」

『入っていいわよ』

「失礼致します」

「あら、霊夢じゃない」

「久しぶりね、レミリア」

……………あの、霊夢さん。まさかとは思いませんけど、この人がなんですか?

「あらあら失礼ね。私が正真正銘、紅魔館の主のレミリア・スカーレットよ」

……………本当なんですか?

「本当よ、文屋。私だって認めたくないわよ。だって、見た目は幼女なのに400歳を軽く超えているのよ。信じられないけど、認めるしかないのよ」

その言い方だと本当なんですね…………。

まあ、それはいいんですけどね。

それはそうと、レミリアさん。

「なに、文屋さん?」

あなたの従者の咲夜さんの密着取材をしたいのですが…………いいでしょうか。

「いいわよ、許してあげる」

本当ですか!それじゃあ2週間後にお伺いいたしますね!

「私を置いて、話を進めないでくれる?」

すいません、霊夢さん。

取材の事になるとつい…………。

「まあいいわ。さて何か話でもしましょうか」

ここから先何もなかったので、最終日までカットさせてもらいます。


《最終日の朝》

…………という事で最終日になりました。

「そうね、何もなくて少し残念なくらいだわ」

そっ、そうですか。

それでは、最後に何か一つどうぞ!

「そうね、異変解決、妖怪退治は私の元へ。そして、お賽銭をください」

…………霊夢さんらしいコメントですね。

「なによ、文句でも付けるつもり?」

いいえ、何も。

それでは、第一回密着取材《博麗の巫女》を終了させてもらいます。

こんにちは、澪です。

どうしても、東方projectの二次創作を描きたかったので、このような形になりました。

この作品は東方キャラ達の日常を描いた作品です。

東方を知らない人でも楽しめると思うのでよろしくお願いします!

ちなみに3ヶ月周期で投稿すると思います。

それでは、また次回お会いしましょう!

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