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第四十二話 日本から来た男、でした

筆がノったため普段より長めです。

「今テンペストをメカ娘って言ったよな?」

「ん?それがどうかした?」


勇者っ子は最初鞘で泡を突き破ろうとかしてたが諦めたらしく寝そべっていた。

下から見るとまたエロい⋯。恥じらいは無いのかこいつ。


「だってロボットだろこいつ?」

『正確にはマシンゴーレムでございます。』

「おお、ちゃんと喋れるのか⋯。」

「ツバサ、いい加減になさいな。貴女ケンカしに遥々この大陸まで来たわけじゃないでしょ?えっと、名乗りもせずにすいません、この子はツバサ・セーデン、私はハル・ブロッシアでこっちが妹のナツ・ブロッシアですわ。」

「俺はダイモン・ケースケだ、そっちのダークエルフがアクセでマシンゴーレムがテンペストな。」


とハルと握手する。

するとやたら恍惚とした顔をするがしばらくすると怪訝な顔に変わって手を離した。


「貴方の魔力とても美味しいのですけどどうして疲れた顔のひとつも浮かべないんですの?」

「どゆこと?」

「失礼しましたわ、私たち姉妹はサキュバスとバフォメットのハーフでして。接触だけでも相手の魔力を吸えるのですが⋯かなりの量頂戴したはずなのに涼しい顔でしたのでつい。」

「ああ、俺の魔力は特別製なんだよ⋯もしかしたらそっちのツバサちゃんもじゃないか?」


ギョッとする姉妹。

そして梱包(バブルラップ)を解除してやると綺麗に着地したツバサ。


「⋯俺は東京から家ごとこっちに来たんだ、あんたは?」

「⋯!!マジかよォ!!??俺は⋯横浜だーーーーっ!!!」


パアッと満面の笑みになった瞬間にダッシュして俺に抱きついてくる⋯ちょ、勢い強すぎるわ!

俺の顔を豊満な谷間にはさみながら抱きついて、そのままの勢いで転がったのち壁際の積まれた樽にぶつかってようやく止まった⋯。

いったぁ⋯なんかの技かこれ??まあいい、とりあえずこの子が()()()なのはわかったんから⋯。


☆☆☆☆☆


その後仲良く気絶していた俺たちをテンペストがまとめてギルドの休憩室(スタッフ用)に運び込んでくれたのだった。


『お二人共お怪我はありませんか?』

「俺は大丈夫。⋯だけどこっちは離してくれない。」


勇者娘ツバサのからみつくこうげきは未だ継続中だった。


「全くもう⋯寝癖悪いのはいつもの事ですが、フンっ!初対面の方にこんなに懐くのも珍しいですね⋯。」


起きる前に俺から引き剥がされるツバサ。手馴れてるなハルさん⋯。

そして彼女からツバサ達パーティがどういった経緯でこの大陸までやってきたかをざっと聞いたのだった。


「なるほど、ようは魔族の王を倒してもとの世界に帰りたいと普段から言ってたので充分修行して実力が備わったから力試しも兼ねてこの大陸に来たってことなんですね。」


魔王って俺のことか?別に俺は魔族だーなんて触れ回った覚えないんだけど⋯


「飲み込みが早くて助かりますわ⋯ツバサが他所の世界から来たってのは半信半疑ですが実際三歳の誕生日までは普通の女の子だったのですよ?それが彼女の姉妹や私とお庭でおままごとをしてる最中に突然何か乗り移ったみたいに性格も口調も変わってしまって⋯それからというものかわいい女の子だったのがお転婆の男っぽい性格になっちゃってね。」

「なるほど、ここだけの話なんですが⋯俺はおそらく彼女と同じ世界から来た人間なんですよ。」

「えっ!?」

「さっきも魔力吸った時何か違和感感じたんでしょ?試しに全力で吸ってもいいですよ。」

「そんなことしたら魔力枯渇通り越して死んじゃうわよ!?」

「俺はどんなに魔力使っても底なしらしいんで。どうぞ?」

「じゃ、じゃあ遠慮なく。」


ハルはローブを脱ぐと本気で吸う手順なのか俺の膝に乗ってきて⋯マウスtoマウスで舌まで使う深いキスをしてきた⋯うぉぉぉ、なんか吸われてる気がする!!!ってこれ魔力をってわけじゃないような⋯。

それからキスしてしばらく吸っていたようだが⋯突然口を抑え⋯マーライオンした。おそらく魔力を吐き出してるんだろうが光るものが出てすぐ消えていく。

口付けした直後に吐かれるって割とショックなんだけど⋯。


「ぅおぇ⋯今常人なら三人はミイラになって死んじゃうくらい吸ったのよ⋯?全然減らないの??」

「全く。」

「私が魔力だけでお腹いっぱいになるなんてその子のを小さい頃無意識にたくさん吸っちゃって以来よ⋯それにしても⋯美味しい魔力⋯♡」


(アカン)


「ふあああ~よく寝た⋯ってハル!?腹減ったからって初対面のやつから吸っちゃ⋯なんで満足気なの?」

「あっ、ツバサぁ♡この人の魔力美味しくって美味しくってぇ、酔っちゃったァ♡」


そのままベッドに突っ伏して寝入ってしまうサキュバスさん⋯おいおい。


「大門⋯なんとなくNTRれるやつの気分わかったんだけど。」

「彼女だったのかスマン。」

「ちげーよ!!幼馴染!確かに可愛いからドキドキもすっけど女同士だし⋯ってオレは男だ!!」

「セルフノリツッコミとか久々に見たな⋯。今度うち来てテレビ見る?」

「なんでこの世界でテレビ見れんだよ??」

「言ったろ、家ごと転移してきたって。」

「是非ともお願いします!!(土下座)」

「くるしゅうない、なればコーラにピザもつけようではないか!」

「ははー⋯、ってピザぁ!?」


ということで俺がどうやって転移してきたかの経緯を教えることに。


「なにそれずるい。オレなんか何も持ってこれなかったししかも女になってるし⋯。」

「⋯飯食いに来るか?仲間も一緒にさ。せっかく異世界で同じ世界から来たもの同士あったんだからさ!」

「やったあ!!アンタ良い奴だな、アニキって呼んでいいか?」

「一体何年前から来たんだよ⋯。」


さすが元日本人、付き合いやすい⋯。

そういや転生してきても魔力多そうだしこの子も魔族なのかな?

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