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閑話1 アクセ、家事をする

たまには珍しく本編と関係ないお話でも。

ダイモン以外の自己語りって初かも知れません。

こたつ布団の取り払われたテーブル。

そこにぺたんと頬をつけてボーッとするダークエルフそれがアタシ、アクセ・エッセンスだ。

何してるのって?ダイモンがまたバーゼに行っちゃったのでヒマだからこうしてテレビ見ながらボーッと⋯。


「アクセ、たまにはお掃除でも手伝ってちょうだい!もしかしたらまた新しい住人が増えるかもしれないんだから!」

「わかったよぅ。」


お母さんか。

このうっさい白クモはモスタ。ストレーナの町でシスターやってたはずだけど今はこうしてダイモンの家で奥さんみたいなことをしてる。二本足じゃないかって?なんかいつの間にか下半身を人間みたいにする魔法を教えて貰って家の中でも動きやすくなったと喜んでた。そのままの方がかっこいいのに。


「モスタさん、下手にアクセに任せる方が危険だにゃー。それなら誰でも出来るお風呂掃除でもしてもらいましょうにゃ。」

「それもそうね⋯アクセ、お願いできる?」

「ええ⋯お風呂入りながらでもいい?」


このにゃーにゃー言ってるメイドはエレンだ。こいつもストレーナの町のギルドで働いてたはずなのにいつの間にかここでメイドさんしてた。なんか悪いことしたので奴隷にされる代わりにダイモンのメイドになったらしい。ホントならこいつ一人に任せるのが普通だと思うけどダイモンが言うには「同じ家に住んでるなら家族だ。だから誰に押し付けるとかしないでみんなで分け隔てなく家事をしよう。」とのことで。

アタシはもっとこう、ごはん当番とか


「アクセー、やるならさっさとやっちゃってくださいね?お昼までに出来なかったらご飯抜きにするわよ?」

「すぐやります!」


さっさと服を脱いでお風呂へ。普段だとダイモンがなんか真っ赤になってモスタにどっか連れてかれるので今日くらいはいいだろ。

この家のお風呂はとても気持ちいい。アタシの家のお風呂はとても広かったけど広いだけだったのがよくわかった。シャワーだろジャグジーだろ?あと背中を一人で洗える大きなブラシもお気に入りだ。

ゆぶねだっけ?大きさは人一人か二人がやっと入れるくらいで最初はなんだこれと思ったけど使ってみると丁度いいサイズ何だコレが。脚だって伸ばせるし思わず歌っちゃうくらい。

よし、モスタもうるさいしさっさと洗ってしまおう。

まずはシャワーでお湯を出して⋯ホント便利だよなこれ、レバーさえ動かせば火にかけなくても温かいお湯が出てくる不思議魔道具。あー気持ちいい⋯。


☆☆☆☆☆


アクセがお風呂に入ってからはや一時間、お昼までに終わらせてと言ったのにあの子ったらまだ出てきません。


「アクセー、お風呂の掃除まだなの⋯あちゃあ。」


声をかけながら扉を開けたにもかかわらず、アクセは全裸でバスタブの中でシャワー浴びながらうつらうつら寝ていたのでした。

こんな姿だんな様に見られたらまたエッチなこと考えちゃうに決まってるのに⋯あれ、なんで脱衣所に彼女のジャージが無いの?


「アクセ起きなさい!!お風呂で寝たら沈んで死んじゃうでしょ!!そんな最後迎えたエルフなんて聞いたことないんだから!!!それにまた服をリビングに脱ぎ散らかしてもう!!」


びっくう!

お約束通りはね起きたアクセは頭をシャワーの頭にぶつけてさすっています、、、


「うわビックリした!あれ、なんでアタシのうさぎの丸焼きが消えてるんだ???あいたたた⋯。」


すでにこんな状況にいるダークエルフこそ前代未聞な気もします⋯。

ダークエルフにいいイメージ持ってる人はすいませぬ⋯。

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