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第三十二話 とりあえず家に招いたのでした

GW中更新出来ずにすみませんでした。

何はともあれ自己紹介だよな⋯皆からすればいきなり現れた不思議幼女だもの。

ではサーモさんはりきってどうぞ。


「我が名はサーモ・オヴェロン、偉大なる妖精族の女王ティターニアである。」


いつの間にか部屋の中央の台座⋯ベッドの上でふんぞり返るサーモ。


「ティターニアってなんだ?」

「妖精から進化した上位種族じゃ!」

「ジョーイシュゾク?」

「⋯おや?まさかヌシ様よ⋯この世界の知性は皆低いのか?」

「アクセとあの連中だけで推し量るのはどうかと思うが⋯大体こんなもんだよ。」


魔族から直接教えを乞うたサーモは当然としてもいなくなってから数百年経った世界だ、語彙力の著しい低下は仕方ないのかもしれない。


「そも、魔族が消えてから今までどうしてたんだ?」

「ずっとこの塔の中にいたのじゃ。というか来ないと思ったらどこに行ったのじゃ?!」


俺は魔族の消えたあらましを女神から聞いた分教えてやった。ついでに俺が魔族だというなら消えた彼らはきっと俺のいた世界にかえっていったということも。


「そうか⋯出来れば手紙など送りたいがそれも出来ぬ相談というやつじゃろうな⋯。」


「できますよ~そうですね、こっそりポストに入れてくる程度ならできると思います~。」

「め、女神様!?」

「はい~、久々に登場の女神ヨグソトースです~♪」


いつの間にか部屋にいた女神(ヨグソトース)。こうも都合よく出てくるのはもしや出番のチャンスを今か今かと姿消して待ってるだけなんでは⋯?


「そこまでヒマじゃないですよ~ダイモンさん。」

「俺にプライベートないの?!」

「女神様ひさしぶりなのだ!」

「⋯。」


アクセとエレン以外は初めて出会う女神に言葉を失っていた⋯そりゃそうだ、日本人に比べて信心深いのがこの世界の人々だ。


「サ~モさん〜、直接向こうの世界に手紙を飛ばすのはホントはダメなんですが~と・く・べ・つ・ですよ?」

「ありがとうございます、女神ヨグソトース様!」

「すぐ書けとは言いませんが~そうですね、今晩あたりゆっくり書いてはどうでしょう~?」

「女神さん、こっから俺の家には繋げられるの?」

「問題ありません~。」

「じゃあ。」


どこでもキー。

適当な壁に突き刺すと⋯


ガコォン⋯


それまでなんの変哲もない場所にうちの玄関が現れる。目を丸くするサーモと初めて見る面々。

そして真っ先にエレンが吸い込まれるように入っていき⋯その後扉を開く。


「おかえりなさいませ、ご主人さま!にゃ。」

「これは⋯家を召喚、いや我らをダイモンの住居に召喚する魔道具か!」


その通り、二話から出てるけど表立って使うのは初めてな女神から直接貰った唯一の魔道具だ。

また次回からダイモン家編に!

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