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第二十話 女騎士はエッチなことに弱いようでした

せっかくアンケートでデュラハンも拮抗してたので新キャラ化しました!

「おい、ベルチェ⋯まーだ挨拶も終わらないのか⋯って何やってんだお前ら?!」


未だ俺の両手を占拠する魔物娘たちを見て声を上げたのは⋯女の生首だった⋯。

金色の美しいツインテールの首から上だけふよふよと飛んだ彼女がドアからこちらに向かって来て⋯後からやたらセクシーな鎧を着た首から下の身体が入ってくる。


「朝っぱらからベタベタするな!ベルチェもだ。このヒューマンが依頼者なんだろ!?なんか強いらしいからあたしも付いてきたってのに待たせるな阿呆。」と自分の頭をそおっと両手で首に乗せるとマフラーのようなもので固定した。


「おっと、紹介が遅れたな。あたしはシバ、シバ・フェイ・トリウムだ。見ての通りデュラハン族だぜ。」


デュラハン。

物語によってはアンデッド系だったり悪魔系だったりする自分の頭と身体が初めから分かれている亜人種だ。少なくとも血色豊かな健康的なお肌なのでアンデッドは無いだろう。

俺達の世界でならスリーピーホロウや首なしライダーなどが有名だね。

最近では狼王に乗ってたり厨二病だったり⋯それにしても首が離れてる時に物を食べてどうやって身体に送ってるんだろうか⋯。



「今日ダンジョンに挑戦するんだろ?あたしも最近ご無沙汰だったから腕が鳴るぜ!」

「あー、、、シバ、それなんだけどさァ⋯。」


かくかくしかじか

まるまるうまうま


「なにぃ!?メンバーの一人を石化しちまったから今日は無理ぃ?⋯なんだエレンかよ。」

「ここに来てからアチシの扱いひどくないかにゃ?」

「おめーの人望のせいだろ。」

「というわけで今日は私が町をお兄さんに案内してって頼まれたのよ♡」

「観光ねぇ⋯どーせベルチェは別の宿まで案内してしっぽりって頭だろ、尻尾だけに。」

「頭ねぇ、生首だけに♡」


鯉口を切るデュラハンと髪のヘビが立ち上がるメデューサ⋯。

⋯仲良いのか悪いのかわからんッ!!


「ケンカしないでください!ベルチェさんもシバさんもギルドからの依頼なんでしょう、なら仲良くお願い頼むよ⋯。」

「ダイモンがそういうなら♡」

「へぇ、仕切るのは上手いんだな。」

「そりゃ普段からやってるからな。」

「だがへたっぴだ。あたし等を上手く扱いたいなら⋯ひぁん!」


ひあん?

見ると右腕は動くようになったらしいエレンが彼女の背中を下からうなじにかけて獣化した肉球で撫で上げたらしかった。


「アチシにばっかりあたりが強いせいにゃー、相変わらずの弱点だにゃ。」


大きくビクンと跳ねたせいでデュラハンの頭は吹っ飛び⋯俺が両腕で抱き留めナイスキャッチする形に。


「うわああああああああああ!!!!!」

「ひゃああああああああああんっ!!」


俺は悲鳴、彼女は艶かしい声を上げ⋯二人とも気絶したらしい。


そりゃそうだよな、普通の現代日本人ティーンエイジャーに人の生首を持つ経験があってたまるか⋯⋯⋯。

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