第十八話 バーゼのギルドに同じ顔がいたのでした
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馬車にまでパンフが常備してあると東京のタクシー思い出すな⋯まあ、スピードはまったりだけど。
「ご主人、もうすぐ着きますにゃー。」
町に入る前から既に空には傘のように枝葉が広がっており、木漏れ日が美しい。
それにしても塔の上から樹が生えたのか樹の周りに塔ができたのか気になる⋯
「とりあえずギルドのお使いにミランダさんの妹に会いにいくか。」
「⋯ふふ絶対驚くと思います、にゃ。」
「?」
エレンのにまり顔をほっといて俺たちはさっさとこの町の門に向かっていった。
「いらっしゃいませ!ようこそエルフの里バーゼパークへ、四名様ですね!」
「えっ、入場料とかあるんです?」
「冒険者ギルドの方のみ頂いておりますー。一人銀貨一枚ですね。」
しっかりしてんなぁ、、、
「はい、ありがとうございます。こちらが皆様の分の入場証代わりの腕輪です。」
と綺麗な緑のガラス?の腕輪を渡される。
「そちらが園内のアトラクション及び塔への挑戦権を持つという証明にもなりますので手元にお持ちくださいね、記念品にお持ち帰りにもなられますよ。」
「なにか魔法掛かってるの?」
「そうなんです、街のどこにいるかくらいの発信魔法は掛かっております、お子様やお友達が迷子になっても安心です。」
「確かに!」と後ろのアクセを見る。
「なんでアタシだけ⋯。」
「勝手にどっかいくなよ?」
「うう~、ダイモンと一緒にいるもん。」
「まあまあ、まずはギルドに参りましょ?ね?」
モスタに手を引かれてギルドに向かうアクセ、そしてそれについて行く。
ここのギルドはどんな感じなんだか⋯そういやミランダさんの妹さんはなんて名前なんだ?
そしてついた場所は⋯。
「「「いらっしゃいませ!冒険者ギルド【王権の丘】へようこそ!!」」」
ここはギルドとファミリー向けのホテルを兼ねてるようだ⋯ときどき着ぐるみのギルド員さんも見かける。
それにしても⋯ライオン好きなのか?
「どーもー、貴方が姉の使いの方?亜人種二人とエレンちゃんも連れた黒髪の冒険者さんっていうから一発でわかっちゃったわ!」
と声をかけられ振り返った先には⋯ミランダさんがいた。
あれ?ストレーナに残ってたよなあの人。
「ミランダさんもバーゼに来てたんですか??」
「違う違う、私はエリーですよ。私たち家族の女はみんなそっくりなんですよー。」
ミランダさんとの違いが服以外わからん⋯。
「ミランダとは何が違うのだ?」
「姉とはですね~、カップが一回りほど違います!私の方がおっきいんです!!」と胸を貼るエリーさん。
たゆゆん
なるほど、二人とも大きいからわからん。
大きいことはいいことだが厳密にFとGの差なんて男の子にはわからない。だが大きいことは(ry
「⋯他には?」
「そうですねぇ⋯家族で違う石をペンダントにしてるくらいですかね~、私はペリドットで姉はジルコンと言った具合に。」
「それが一番わかりやすいだろ⋯この世界にも宝石はあるんだな⋯。」
「ええ、強い魔法を込めて使うとか魔力を通すとより強い魔法になったり、あとは魔道具の核になってたりします。ちなみに皆さんに渡してある腕輪も安物ですが翡翠で出来ていますよ。」
「なるほど⋯あ、忘れてた。これがミランダさんからのお手紙です。」
「あ、ありがとね~そうだせっかくだし。」
と、彼女は封筒を開きもせずに受付にあったランプの火で燃やしてしまった。たちまち燃え上がり⋯空中に炎で文字が描かれた⋯。
『元気にしてる?ミランダよ。最近ギルドに登録したばかりなのにボスモンスターを無傷で倒せる破格の冒険者さんでダイモンさんって方が塔に挑戦したいというのでそちらに送ったわよ。頼りになるからヨロシクお願いね。
あなたを愛するミランダより。』
「面白い⋯まさに魔法だな。」
異世界に来て色々なことがあったがコレばっかりは映画の中でしか見たことがない⋯でも日本語だと地味に見えるかも。
「なるほど、塔に行きたいのね。ではギルドとしても支援いたしましょう⋯といってもダンジョンのボスも倒されてからしばらく経つから危険もないと思うけどね。一応案内でも付ける?」
「じゃあせっかくなのでお願いします、なんとかツアーみたいですし。」
「塔だけじゃなく町も楽しいからダンジョンは明日にでもして今日は観光してみて回ってみてね。お金も落としていってくれるとお姉さん嬉しいな♪」
姉と違って素直な人だな⋯お言葉に甘えてここに泊まろうか⋯ダンジョン攻略に行こうとしたらいつの間にか旅行になってたあたり俺らしいっちゃ俺らしい。
その日は特にトラブルもなく食べ歩きをしてからホテル(ギルド)に戻って寝たのだった。
さあ、明日はダンジョンに挑戦だ。




