第十六話 エルフの町に行けるようでした
そろそろ新キャラ出してもいいかなと思い始めてきた今日この頃です
遠足は準備している時点から既に遠足である、帰りも然り。家に着くまでが遠足である。
さあ、楽しく準備しようということで今日は全員で【千尋の谷】のミランダさんにアドバイスを受けに向かった。
「なるほど、【大きな樹の塔】ですね⋯昔こそ未踏のダンジョンと呼ばれてましたが現在は踏破者が出て、エルフの集落が中に点在していることもあってかエルフの皆さんが運営しており半ばアトラクションのようなものとなっていますね⋯。」
「この世⋯大陸でアトラクションなんて聞くと違和感がすごい⋯。」
「エルフの町に行くのか⋯あたしなんか言われるかなー?」
「ダークエルフとエルフだもんな、やっぱ確執とか?」
「角質?は無いけど⋯そうだな、ダイモンちで見たドラマの白ギャルと黒ギャルみたいなもんじゃないか?」
「⋯頼むから読者のエルフ信者にケンカ売るようなセリフはやめてくれ⋯。」
本当にゴメンなさい。
「エルフっていうのはとても長生きで賢く閉鎖的で頑ななベジタリアン種族じゃないのか?」
「うーん⋯まだ難しい言葉だな⋯長生きで頭がいいは合ってる。」
「あまり他人と仲良くしない。」
「この街で店をやってる奴もいるぞ。」
「野菜しか食べない。」
「そいつがやってんの居酒屋だし焼き鳥なんかも美味いぞ!」
「じゅるり。うーん、ガンコ。」
「あたしを見てもそう思うか?」
「⋯白いエルフもそんななの?」
「ああ!今の時代はみんな仲良くしないとやっていけないらしいからな!」
ハイ、そんなエルフ認めねぇって人に謝ろうか。
グローバル化の波がまさか異世界にまで広がっていようとは⋯。
「それなら問題なさそうだな⋯。」
よくある異世界モノならエルフの里を訪れたくらいのタイミングでゴブリンの大軍が襲ってきたり魔物が大量発生したりするけどこの異世界ではそんなことは起きないだろう⋯そんなの起こったら⋯間違いなく魔物のほうがかわいそうになる。
「なにか関連したクエストとかは無いんです?」
「そうですねぇ⋯でしたら樹の麓には私の妹がいるギルド支部があるのでそちらに手紙を届けて頂けませんか?」
「配達クエストってやつですね、おけまるです。」
これで俺たちはギルド公認の馬車に乗せてもらいエルフの街バーゼに行けることになった。
これで本物のエルフを見ることが出来るんだな!と感動していたらアクセにジト目されたので自重することにした。




