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第十五話 次の目的が決まったのでした

土日はさんで連載再開ですにゃ。


世界観の追加は⋯いいやこの話見てください←

アザトースは付き合いきれんと帰っていった、ついでに女神も。


空間創造(クリエイト)か、うまく使えばレンタル倉庫にしたりセーフエリアにしたりと用途は多そうだ。


そして俺達も空間から出てくる。

さて、なんにしても基本平和な世界だよな。俺さえいれば⋯というかいるだけで世界は崩壊から再生へ向かっているらしいし。


「そういやこの世界には魔王とかいないのか?」

「今まで生きてきた中でそんなふざけたスペック持ちはご主人さましか見たことないにゃ。」

「⋯じゃあ迷宮(ダンジョン)とかは?」

「んー、この大陸では大きな樹の塔くらいしか聞かないにゃ。」


そういえば何度か『この大陸』ってフレーズは聞くよな⋯ならば。


「⋯この大陸とやらはどれくらい広いんだ?」

「んーと、ご主人さまはこの世界にいくつ大陸があるかすらわからないんでしたかにゃ?」

「わからん。」

「では軽くご説明させていただきますにゃ。」


「この世界には大陸が四つありますにゃ。まずは今いるここが一番小さいイタクァ大陸ですにゃ。場所的には各大陸の中心にあるので気候も暖かくて交易の中心になってますにゃ。」と、エレンはどこぞの女神のようにメモ帳⋯手帳にも似た小さな本を持ち、さながら秘書のような眼鏡もいつの間にか掛けていた。


「他には北に最も広大な土地を誇る凍土ナイアルラ大陸、西から南にグルッと湾曲した熱帯ハスター大陸、最後に東の新大陸クトゥグア、が纏めて四大陸とよばれていますにゃ。」

「なんで新大陸?」

「発見されたのが航海が盛んになってからだからにゃあ。ほぼ地続きみたいな距離のほかの三つの大陸に比べて大きく海を隔ててるからかも。転移門(ワープゲート)の魔法がある今現在でもあまり交易されてないからどんな所かあまり分からないけど⋯広大な砂漠におっきなおっきな石で出来た山みたいな神殿があってイタクァから見えたこともある、、、なんて根も葉もないウワサもあるにゃ。」


それにしてもなんでここのでかい地名や神様はクトゥルフ神話めいたネーミングなんだ⋯ああ、外なる神ってそういう⋯。


「んで、世界の端と端は海なんだけど繋がってると言われてるニャン。」

「え?平面に海と大陸があるのに?」

「そうそう、主神の奇跡とも呼ばれてるにゃ。ハスターの西海岸から西に向かえばナイアルラの東側に着くニャン。」

「⋯語尾疲れないか?」

「慣れたニャン。」


「あとは各大陸には魔神様が眠っている⋯なんてお伽噺めいた伝説もあるにゃん。」

「お、kwsk。」

「⋯詳しくだっけにゃ?たまにご主人の言葉もおかしいにゃ⋯。えーと、この世界を創造したイタクァ神様は一柱だけでは世界を治めるのは手間だと思い、まず自身の爪と空の塵から子供を四人拵えた。それぞれアトラクす・クトゥグア・ハスター・ナイアルラと呼ばれた魔力溢るる神、魔神様はそれぞれが眷属となる人類を産み出し文明を起こした。そしてその後神様の元に戻り報告した。全員が『我が人類こそ最良の種族です。』と。」

「⋯ふむ。」

「結果、神様は息子たちの慢心に怒り各々を大地に封印した。その結果大地は四つに断たれ大陸が生まれた、とのことにゃ。」

「なるほど、よく出来た話にゃん。」

「アチシのアイデンティティまで奪わないでほしいにゃっ!」


創世記の話をお伽噺にした感じか、色々省かれてるところもあるんだろうな。そのメインの神様の名前がこの大陸ではアザトースではなくイタクァなんだろう。

話は戻るけど、せっかく異世界に来たんだからダンジョン探索とかやってみたいな⋯。


「エレン、みんなで迷宮に行きたいんだけどどこにあるんだ?」

「⋯ご主人も物好きにゃ⋯、大きな木の塔でいいのかにゃ。」

「そうそうそれだよ、それの話は知らないか?」

「えーと⋯(別の手帳取り出してめくってチラシのようなものをつまみ出し)あったあった、エルフの民に守られし巨大な樹。その中は頂点まで達した者がいないと言われる塔でもある、いくつかのエルフの集落を越えて君は踏破することが出来るか!?大きな木の塔運営委員会。」

「おい最後。何それアトラクション?」

「仕方ないにゃん、エルフの資金源にもなってるにゃこの塔。」


迷宮までグダグダなのかこの世界⋯。

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