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バニラクラッシュ5

俺は財布を持って、悠一郎とその取り巻き(おそらく会計の親衛隊だと思われる。。)達と一緒に食堂に向かった。


食堂はまだ、人が少なかったが、生徒会専用の席の周りには既に埋まっており座れなかったのだが


「た、た、たいちょうー、ここ空いていますのでぜひお座りください」「ええ、いいの?ありがとう。」一見すると眼鏡美人の男子学生が顔を真っ赤にしながら、俺達に席を譲ってくれた。

彼はきっと、どこかの親衛隊の子なんだろと思う。俺たちの為に予め、何人かを先に行かせ、席を取らせるのだ。形式上、優雅に席を譲ってもらったことにしなければならない。


この食堂はタッチパネル式を導入しており、パネルで注文すると、ウェイターが食事を運んできてくれる。なんて素晴らしいシステムなんだと何度目かの感動に浸っていると、、、


ザワザワ、「来たんじゃない?」とかきゃーとか悲鳴がきた。


来た。天下の生徒会。






赤髪のウルフカットに耳に沢山のピアス、目はカラーコンタクトなのか赤くそして綺麗な顔をしている生徒会会計である二宮悠一郎にのみやゆういちろう


まるで“静”しかし武士もののふのような姿、目は切れ長で髪は適度の長さに切られており、質実剛健の言葉が似合う宝来彼方ほうらいかなた

彼は生徒会書記に任命されている。


その二人の後から、風紀委員会の副委員長である西条颯太さいじょうそうたがやってきた。

西条颯太は風紀だが生徒会とのパイプ役として時々、こうして生徒会と共に食事をとったりするのだ。

彼は身長が高く、筋肉質な身体でありスキンヘッドであるからして多くの生徒から怖がられている反面、彼には大人の色気があると多くの生徒から慕われているのだ。



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