買い出し
ゲーム屋に着く
私 「良かったあった」
店舗内には中古スマホのショーケースがあった
私 「2人はなんかこだわりとかある?」
コハク 「使えればいいや」
アンナ 「私もですね」
私 「なら適当に選ぶか」
バッテリー重視で程々のを選ぶ
アンナ 「私ゲーム見てきますね」
コハク 「あ、私も行ってくる」
私 「んー」
アンナとコハクが離れる
私 (これとこれでいいか)
私 「すいません」
店員を呼ぶ
「はい」
私 「このふたつのスマホとsimカードください」
「これとこれですね」
私 「それでお願いします」
レジに向かう
「お会計が」
私 (程々に高いな)
最新のよりは型落ち
しかし二つで4万円なのでそこそこ値は張った
私 「これで」
現金で支払う
「ありがとうございました」
レジでの支払いを終わる
私 (カバーとかその辺はネットで買うか)
ゲームコーナーに行く
アンナ 「いや、パズルゲームがいいですよ」
コハク 「えー?絶対アクションゲームがいいって」
私 (えぇ?)
アンナとコハクが喧嘩をしていた
アンナ 「あ、ご主人はパズルゲーム好きですよね?
」
コハク 「いや、お兄さんはアクションゲーム好きだよね?」
2人はソフトを持って詰め寄ってくる
私 「私格闘ゲームとかかな」
そういうと2人は眉間にしわを寄せる
アンナ 「なら色んなゲームやりましょう」
コハク 「何個かゲーム買お?」
私 「んー」
私 (スマホ買ったから持ち合わせがないんよな)
私 「ネットでやすいの調べて買うのじゃだめ?」
アンナ 「ダメじゃないですいっぱい買いましょう」
コハク 「だね いっぱい買お」
アンナとコハクはソフトを元の場所に戻す
私 「とりあえず一旦帰ってスマホの設定とかしようか」
アンナ 「はい」
ゲーム屋を出て歩き始める
アンナは袋を持っている手に腕を組んで来る
コハク 「ふふふ」
コハクは両手を後ろにして隣を歩く
アンナ 「コハクはご主人にくっつかないんですか?」
コハク 「んー?大人の余裕的な?」
コハクはニヤニヤと答える
そういうとアンナはキョトンとする
アンナ 「ご主人にくっつきたくないんですか?」
コハク 「いや、くっつきたいよ?」
コハクは頭をポリポリと掻いて言う
コハク 「お兄さん歩きにそうだから」
私 (バレてたか)
アンナ 「え?そうです?」
アンナはこちらを見る
私 「2人同時だと少しね」
正直どちらか1人なら問題なかった
しかし2人に挟まれて歩くと歩きずらいなと感じてはいた
アンナ 「ごめんなさい気づかなくて」
私 「まぁ、どちらか1人なら歩きやすいし大丈夫だから」
コハク 「だから交代でお兄さんにくっつこ?」
アンナ 「はい」
アンナはしゅんとした声で返す
私 「アンナ」
アンナ 「はい?」
アンナの頭をわしゃわしゃと撫でる
アンナ 「ちょ」
私 「いや、落ち込んでたから」
アンナ 「落ち込んでる女の子の髪を崩すなんて酷いですよ」
アンナは私から腕を離す
そして両手で髪を整える
私 「手 繋ご?」
手を差し出す
アンナ 「お兄さん本当にずるいですね」
むーとした表情をしたあと
アンナは差し出した手を握り返した
コハク 「お兄さんって確かにずるいよね」
コハクはニヤニヤとこちらを見る
私 「そう?」
アンナを見る
顔を合わせないように下を向いていた
コハク 「あ、お兄さん」
私 「ん?」
コハクの方を見る
コハク 「アイス食べたい」
私 「あー」
私 (コンビニそこか)
少し先にコンビニがある
私 「食べに行こっか」
コハク 「やった!」
コハクはガッツポーズをする
私 「アンナも食べる?」
アンナ 「タベマス」
小声で返す
コハク 「あはは」
私 (んー?)
なんでアンナの声が小さくなったかが分からない
疑念を抱きながらも3人でコンビニに入る
アンナ 「スコシオカシミテキマス」
私 「あ、なら私も」
コハク 「お兄さんは私とアイス見よ?」
コハクに手を引っ張られる
私 「ちょ」
コハク 「いいからいいから」
コハクとアイスの入っている棚の前に来る
私 (どうしようかな)
コハク 「私これにする」
コハクは梨のバーアイスをカゴに入れる
私 「なら私これかな」
バニラのカップアイスもカゴに入れる
コハク 「アンナはこれだね」
コハクはいちごのカップアイスをカゴに入れる
私 「アンナいちごアイス好きなんだ」
コハク 「そうそう」
アンナ 「戻りました」
アンナは戻ってくる
コハク 「おかえりー いちごのこれでいいよね?」
コハクはアンナにカゴを見せる
アンナ 「ですね」
コハク 「ならお兄さん早く食べたいし買お買お」
私 「ん」
レジにて会計を済ませる
私 (このあとアイス食べつつ契約するか)
アンナ 「この後はそのまま戻りますか?」
私 「うん 部屋で食べようか」
3人でコンビニから出る
コハク 「お兄さんと手を繋がないの?」
コハクはアンナに聞く
アンナ 「え、いやその」
アンナはしどろもどろに答える
コハク 「なら貰お」
コハクは私の手を取る
アンナ 「あっ」
コハク 「お兄さんの手あったかいね」
私 「まぁ、うんそりゃあね」
私 (コハクの手あっつ)
体温が高いのか
コハクの手はあたたかい
私 「コハク体温高くない?」
コハク 「そう?」
コハクはクスクスと笑う
アンナは隣でむーとした表情をする
3人で家に帰る
私 「とりあえずスマホは今日は連絡先とか最低限終わらせ」
エレベーターから降りる
そして歩こうとするがコハクとアンナは立ち止まる
私 「ちょ」
コハク 「んー」
コハクは少し悩んだような表情になり
アンナは1歩前に立つ
少し険しい表情で
コハク 「行こうか」
私 「え?うん」
アンナはキョロキョロと周りを見渡す
私「どうしたの?」
アンナ 「ちょっと嫌な匂いが」
私 「匂い?」
匂いに意識を向ける
しかしなんの匂いもなかった
コハク 「お兄さんが嗅いでもわかんないよ」
ケタケタと笑う
私 (そうか猫又か)
私 「嗅覚とかやっぱ鋭いんだ」
コハク 「そうそう」
アンナ 「お兄さん部屋戻りましょうか」
私 「うん」
少し不安になりつつも
扉の鍵を開ける
部屋に入るとアンナの険しい表情が無くなる
コハク 「暑いし早く食べよ?」
コハクは私の手を引く
私 「そうだね食べようか」
アンナ 「私ももう限界です」
ドタドタと3人でリビングに向かう
アンナ 「ご主人早くしてください」
私 「待って、今取り出すから」
テーブルにアイスを並べる
私 「はいスプーン」
アンナにスプーンを手渡す
コハク 「それじゃあ」
私、アンナ、コハク 「いただきます」
バニラアイスを食べる
私 「あー、美味しいわ」
アンナ 「最高ですね」
コハク 「美味しいー」
3人であぐらをかいてアイスを食べる
私 (久々にアイス食べたけど美味いな)
黙々と食べる
アンナ 「コハク 1口ください」
コハク 「いいよ?交換する?」
アンナ 「しましょう」
アンナとコハクは一口ずつ交換して食べていた
私 (微笑ましいな)
バニラアイスを食べ進める
アンナ「ご主人も1口ください」
アンナはスプーンでバニラアイスを取って食べる
私 (いいって言ってないけどまあいっか)
アンナ 「意外にうまいですねこれ」
コハク 「あ、私も欲しい」
コハクは口を開けてこちらをむく
私 「新しいスプーン持ってくるから待ってて」
コハク 「え、お兄さんのスプーンでいいよ?」
私 「あー わかった」
コハクの口にバニラアイスを1口入れる
コハク 「あ、美味しい」
アンナ 「私もください」
アンナは口を開ける
私 「いいよ」
アンナにも食べさせる
私 (アンナはスプーンあるよな)
あえて口には出さなかった
多分変わらないだろう
アンナ 「私もひとくちあげますよ」
アンナは1口スプーンに取り出す
アンナ 「口開けてください」
私の前にスプーンを突き出す
私 「待って、それは恥ずかしいかも」
アンナに食べさせてもらう
それはなんか恥ずかしかった
アンナ 「開けないと無理やり突っ込みますよ」
私 「怖いこと言うね」
アンナ 「ほらアーンしてください」
私 「わかったから」
口を大きく開ける
そしていちごのアイスを食べる
アンナ 「普通に美味くないですか?これ」
私 「ちゃんと美味いわ」
いちごアイスは想像以上に美味しかった
コハク 「え、お兄さんはい」
コハクはアイスバーを突き出す
私 「いただきます」
ひとくち食べる
コハク 「美味くない? 」
私 「美味い」
これも当たりだった
梨の味がしっかりしていて美味かった
私 (しれーっと2人と関節キスしたしなんかもう考えない方がいいな)
再びバニラアイスを食べる
アイスを食べてるのに顔が熱くなる
アンナ 「ご主人あーんしてください」
スプーンを差し出される
私 「あーん」
一口いちごアイスを食べる
アンナ 「ふふふ」
アンナはにやにやとしてこちらを見る
私 「何?」
アンナ 「いえ、なんかご主人にこういうことするのいいなーって思いまして」
コハク 「確かにちょっと分かる」
私 (心臓が持たないかもな)
答えずに目を逸らす
そしてアイスを食べる




