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睡魔

ベットに腰かける


前ではサツキとリンが正座をしていた


私 「えーと1回整理をしていい?」


サツキ 「はい」


私 「まず、サツキはアンナの人間の姿?でいいのかな」


サツキ 「はい私はアンナです」


私 「んで、リンはコハク?」


リン 「そうだよ?」


私 (通りで)


それなら話はわかる


なぜ美女二人が急に声をかけたか


そして距離感が急に縮まったこと


そして家に来てあのような行動をしたこと


私 「なんであんな奇行に走ったの?」


アンナ (サツキ) 「どの奇行?」


私 「玄関で襲ったこと」


リン (コハク) 「えーと、それなんだけど半分はドッキリというかお兄さんを脅かしたくって」


アンナ 「もう半分はご主人がふらふらというか立つのもままならなかったので支えて起きたかったので」


私 「いや、めっちゃ驚いたしめっちゃ怖かったよ?」


アンナ 「ごめんなさい」


アンナはしゅんと落ち込んだ顔になる


私 「まぁ、でも良かった」


アンナ 「良かった?」


私 「うん本当に怖い人とかやばい人じゃなくって」


アンナ 「本当に怖い人とか来たら私たちが守りますよ」


私 「でも君たちに脅かされたし怖かったんだけど?」


ジト目で見る


アンナ 「本当にごめんなさい」


私 「まぁあんまこういうことはしないでね?」


腰掛けていたがベットに横たわる


私 「もう正座じゃなくていいよ?とりあえず少し寝たいかも」


コハク 「お兄さん寝ちゃいます?」


私 「色々あって疲れたし腰まだ抜けてて動けないしね」


ゴロンと横になる


アンナ 「ご主人私の事嫌いになりました?」


アンナは不安そうにこちらを覗き込む


私 「びっくりはしたけど嫌いにはならないよ?大丈夫」


そういうとほっとしたような顔をする


コハク 「お兄さんは優しいですね」


私 「そうでも無いよ」


徐々に意識が落ちる


私 「2匹が居ないと嫌だなーって思ってるだけだよ」


コハク 「お兄さんはズルいね」


アンナ「本当に」


コハクとアンナが立ち上がる


私 (ズルい?)


聞こうとする


しかしまぶたが落ちる


コハク 「そ…から…だめ…たくなる」


アンナ 「ご…じん…わる…ですから…」


コハクとアンナが何か言っている


しかし聞き取れない


私の意識はそこで落ちた







私 (ん?)


目を開ける


そこは白黒の部屋だった


私 (どこだここ)


手を握る


きちんと握れた


右足をあげる


きちんと上がる


私 (意識ははっきりしてるな)


何かが流れ込む


私 「ぉえっ!!」


映像が流れ込んだ


2匹の猫が蹴られる


殴られる


弱々しい猫が虐待を受けている


その映像だ


私 (コハクとアンナか)


その猫は見覚えがあった


映像では姿は小さかった


しかしコハクとアンナだと分かる


私 (どんな過去だよ)


次第に映像にノイズが走る


いや、視界だ


視界にノイズが走る


私 (嫌なもん見たな)


こうして再び意識が落ちる






私 (暑い)


体に熱が籠っている


目を覚ました時に最初に暑さを感じた


次に胸の辺りに重さを感じる


次に首元に柔らかい何か


私 (また上で寝てるのか?)


目を開ける


私 (腕?)


てっきり猫の姿で上に乗ってたのかと思った


しかし視界には腕が乗っていた


横を見る


アンナ 「すぅ」


私 (なんでアンナここで寝てんだ)


アンナが隣で寝ていた


私 (というかどうしよう)


動こうにも動けない


私 (なんか緊張するな)


眼前にはアンナの顔がある


今は腕枕をされている状態だ


アンナはスーツのまま眠っていた


私 (こうして見るとやっぱ美人だよな)


ニキビやシミなどはなく


モデルのような顔立ちで


そして居てパーツは整っている


テレビに出ていてもおかしくないような


そんな顔立ちをしている


私 (というかこれは異性と寝たということでいいのか?)


シチュエーションはアニメのような憧れのシチュエーションだ


異性と一緒にベットで寝ている


私 (妖怪なんだよな)


今目の前の姿は一人の女性だ


しかし本性は妖怪で


果たして異性と寝たと言えるのか


私 (でもアンナといると落ち着くな)


寝起きだからかぼーっとする


アンナ 「んん」


アンナは目を開ける


私 「おは」


アンナ 「ふへへ」


アンナは私を抱き寄せる


私 「んぐ」


アンナ 「すー」


アンナとの顔の距離が近づく


自分で心臓が跳ね上がるのがわかる


私 (いい匂いする)


香水なのか


落ち着くような匂いがする


私 (暖かい)


ウトウトする


私 (どうしようこれダメだ)


まぶたが落ちる


そして再び意識が


コハク 「そろそろ起きよ?」


ぺちぺちと顔を叩かれる


アンナ 「んー」


アンナは目を開ける


私 「おはよ」


アンナ 「んー?」


アンナは寝ぼけ眼でこちらを見る


私 (なんか恥ずかしいな)


思わぜ目をそらす


コハク 「アンナ?お兄さん離さなくていいの?」


アンナ 「あー」


アンナはこちらをじっと見続ける


私 「アンナ?」


アンナは目を見開いて勢いよく起き上がってからキッキンに足早に向かう


私 「うわっ」


頭の下に置かれた手が離れる


私 (嫌だったのかな)


私も起き上がる


何とか体が動く


コハク 「おはようお兄さん」


私 「おはよ」


スマホを開いて時間を確認する


2時間ほど眠っていた


コハク 「よく寝れた?」


私 「んー」


体はよく寝れたのか軽い


けれども見た夢があまり良くなかった


私 「まあまあ?」


コハク 「そかそか」


ベッドから降りて立ち上がる


コハク 「アンナとよく寝れた?」


コハクはニヤニヤとこちらを見てくる


私 「あーっと」


思い出す


寝起きにアンナがいた時


ぼーっとしていたが落ち着いてきて


アンナに抱き寄せられてからも再び寝ようとしてた


コハク 「ごめんね邪魔しちゃって」


私 「いや、大丈夫だよ」


顔が熱くなる


コハク 「お兄さんって女の人慣れしてないよね」


私 「まぁ うん」


頭をポリポリと掻く


全く慣れていない


恋愛をしたことがなかった


コハク 「大学でジロジロと私たちの胸とか見てたし」


私 「ごめん」


バレていた


スーツなのかと指摘をしていたが


コハク 「まあお兄さんならいいけどね」


私 (いいんだ)


再びベットに腰かける


私 「コハク」


コハク 「んー?何?」


私 「コハクとアンナは明日からまた大学一緒に来るの?」


コハク 「行くよ?」


私 「そっか」


コハク 「あ、サツキとリンは偽名というかお兄さん騙すための名前だからこれから普通にコハクとアンナで呼んでいいからね」


私 「わかった」


コハク 「にしても全然気づかなかったね」


私 「変な2人組の人だなって思ってたよ」


コハク 「まあそりゃそうか」


コハクは隣に腰掛ける


膝が触れ合うくらい近い距離に


私 (近いな)


コハク 「お兄さんさー」


私 「ん?」


コハク 「本当に優しいよ」


私 「そうでも無いよ」


コハク 「そう?私たちをここまで救ったのに?」


私 「何となくでやっただけだしそれに何かをした訳じゃないしね」


コハク 「そうじゃないと思うけど」


私 「まあ、あんまり私のことを買いすぎないでね」


コハク 「それは無理な話だよ」


コハクはケタケタと笑う


私 (コハクもかなり可愛いんだよな)


大学の時とは違う


明るくケタケタと笑う


映画やアニメみたいな綺麗な姿だった


私 (というか本当にアンナもコハクもでかいな)


ついつい胸元に目が吸い寄せられる


スーツで圧迫されているがやはりリンゴくらいのサイズはついつい見てしまう


コハク 「お兄さん?」


琥珀は胸元を隠すように手で覆う


目線を上げる


コハクは頬を染めてジト目でこちらを見ていた


コハク 「さすがにいいって言ったけど恥ずかしいよ?」


私 「あーごめん」


コハク 「こっそり見てるつもりでも意外にバレてるよ?」


私 「そうなんだ」


コハク 「そうだよ?」


コハクの視線が一瞬下に行く


私 (ん?なんかついてたか?)


自分の胸元を見る


コハク 「今わかった?」


私 (なるほど)


実際にやられるとわかる


胸元を見られてると一瞬でわかる


私 「バレバレだったんだ」


コハク 「うん」


私 「ごめんね」


コハク 「まぁ、私もお兄さんならいいよって言ったからなんも言えないけどね」


アンナ 「戻りました」


アンナがキッチンから帰ってくる


私 「おはようアンナ」


アンナ 「おはようございます」


アンナはこちらをじっと見る


私 (ん?)


アンナ 「よく眠れましたか?」


私 「まぁぼちぼち」


アンナ 「そうですか」


アンナは私のリクライニングチェアに座る


私 「というかなんでアンナとコハクはスーツなの?」


私 (大学来るなら普通にオシャレな服とかでいいのに)


コハク 「色んな場所行くのにこれ着てっても問題ないからだよ?」


私 「暑くない?」


コハク 「めっちゃ暑い」


コハクは困り眉で答える


アンナ 「まぁ、他の服はまだ持ってないので」


私 「というか私スーツ買った覚えないけど」


アンナ 「昨日の夜しれっと買いました」


私 「いつの間に?」


思い返す


考えてみたら箱を開封するところを見てない


届いた荷物もアンナが開けていた


私 「いくら?」


コハク 「安いですよ」


パソコンの前に行きパソコンをつける


アンナ 「座りますか?」


私 「いや、いいよ」


パソコンの履歴から値段を確認する


私 (だいたい1万前後か)


私 「安かったわ」


アンナ 「さすがに処分セールとかその辺を使いましたよ」


私 「その割にほつれとかないけど」


アンナの手を取ってスーツの裾を指先で触る


特に生地の傷みやほつれなどはなかった


アンナ 「そこは力を使ったので」


私 「あ、その力とか聞きたかったんだ」


パソコンを消す


アンナ 「これはなんていうか難しいですね」


コハク 「妖力的な?なんか無意識に使ってるからそんなわかんないや」


私 「まぁ、なんか妖怪の力で妖力?その人間の姿もその力で?」


アンナ 「そうですよ」


私 「完全に動けないように組み付いたのは」


アンナ 「あれは素の力ですよ」


私 「素であの強さなんだ」


私 (完全に勝てないじゃん)


アンナ 「まぁ、なんか色々できる感じですね」


私 「凄いなぁ」


コハク 「だからお兄さんに何かあっても守れるよ?」


私 「まぁ、明らかに強いし大人しく守られとこうかな」


コハク 「あ、お兄さん」


私 「ん?」


コハク 「お風呂お借りしてもいいですか?」


私 「いいよ?というか人間の姿ではいるの?」


コハク 「えぇ なので覗いちゃダメですよ?」


コハクはニヤニヤとこちらを見る


私 「覗かないよ というか着替えは?」


コハク 「今は無いので下着以外はお兄さんのお古借りるので」


そう言って風呂場に向かう


アンナ 「ご主人は私とダラダラしましょうか」


私 「ん?うん」


呆気にとられる


でも考えをまとめる間もなくアンナはベットに腰掛ける

ここから徐々に身体的接触がある描写が増えていきます

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