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新たな出会い

しばらく講義を受けたあと


私 (次が最後の講義か)


今は学食の隅の席でうどんを食べていた


私 (アンナとコハク大丈夫かな)


心配になる


ペットを買うというのはこういうことなのかと痛感する


私 (ペットの監視カメラとか今度買おうかな)


うどんを食べつつちらりと前を見る


朝から3人組の学生がずっと目に映る


私 (監視されてるようでなんかやだな)


私 「はぁ」


ため息をつく


私 (にしても嫌な見定めるというかなんか変な目線だしやっぱどこかで見たことある気がするし本当に気持ち悪いな)


スマホでシューティングゲームをする


私 (そういえばアンナとコハクの関係とか詳細聞けてないんだよな)


思い返す


コハクは何十年の付き合いと言っていた


そして詳細を聞こうとするとはぐらかされた


私 (まぁ、謎しかないけど害はなさそうだしな)


もしも何かあっても


その時は受け入れるしかない


私 (敵意や害があっても抗えないしな)


力比べで勝てる気もしない


それに謎に寝かしつけられた


多分何かしらの力があるのだろう


私 (昨日のあれはどういう力なのだろう)


あの時しっぽを口に当てられた


そして一瞬で意識が落ちた


私 (いや、勝てねぇな)


「あのー」


声をかけられる


私 (どうしようかなもし体乗っ取られたり食べられたりしたら)


「すいません?」


私 (ん?)


ゲームをしてる手を止めて顔を上げる


「少し相席いいですか?」


そこには黒いスーツを着ている2人の女性がいた


私 (学生じゃないな)


私 「あ、どうぞ」


「ありがとうございます」


私 (他にも席空いているのに変な人だ)


スマホに目を落とす


「その、少しいいですか?」


再び声をかけられる


私 「あー なんですか?」


顔を上げると2人の人はこちらを見ていた


「もし良かったらこの大学の案内をしていただけないかなと」


私 「私が?」


「はい」


長い髪のスーツの女性は言う


「私たちなかなかここの大学に来れてなくて場所とかが分からなくて」


私 「まぁいいですけど」


時計を見る


あと30分程で次の講義が始まる時間だった


私 「この後講義なので少しだけになるんですが」


「ちなみになんの講義です?」


私 「心理学基礎ですね」


「私達もそれなので良かったら一緒に行きませんか?」


私 (何だこの人たち)


これまで見た事がなかった


いきなり現れて


そして他に席が空いているのに相席を頼んで


そして案内をして欲しいと頼む


私 (美人局とか厄介なやつかな)


思わず警戒してしまう


「お願いします」


長い髪の人は頭を下げる


それと同時に黙っていたポニーテールの人も頭を下げる


私 (こんな簡単に頭下げるのか)


思わずじっと見る


2人は微動だにせず頭を下げる


私 (ここで断ったらこっちが悪者になるのか)


ちらりと周りを見る


半数以上の人がこちらを見ていた


例の三人組は何故か鋭い視線をこちらに向ける


私 (まぁいいか)


私 「頭上げてください」


そういうと2人は頭を上げる


私 「案内と言ってもそこまでちゃんとはできないので」


長い髪の女 「それでもいいのでぜひお願いします」


私 「なら行きますか」


空になった食器を持つ


長い髪の女 「ありがとうございます」


ほっとしたような顔をする


私 (警戒しとくか)


私 「行きますか」


食器を返して大学内を案内し始める


私 「そういえばおふたりは名前は?」


長い髪の女 「っー サツキと言います」


ポニーテールの女 「リン」


私 「サツキさんとリンさんですね」


サツキ 「はい よろしくお願いします」


リン 「よろしくです」


私 「よく行く場所から案内しますね」


大学内を歩く


サツキとリンは私の横を歩く


私 「にしても同じ講義なら学部も一緒の心理系ですか?」


サツキ 「ですね 私達も同じ心理学部なんですよ」


私 (姿も似てるし姉妹か?)


私 「へー ちなみにおふたりは姉妹とか?割と似ているので」


サツキ 「そうなんですよ私たちよく似てるよねって言われてて」


2人を見る


サツキは長い黒の髪で背がかなり高い


だいたい175cmくらいだろうか


スタイルはよくスーツがかなり映えている


リンは黒髪ポニーテールで黒いマスクをしている


それ以外はサツキと余り変わらず


身長は170cm程で私と変わらなかった


そしてサツキに隠れるように振舞っていてあまり喋らない


私 (基本はサツキさんが話してリンさんは余り喋らず隠れてる感じか)


不意に視線が下に行く


私 (でかいな)


2人ともスーツで圧迫されているが胸がかなりある分類だった


サツキ 「なにかついてます?」


私 「いや、スーツって暑くないのかなーって」


私 (あぶな)


気になっていた


2人とも長袖のスーツでこの時期にそぐわない格好をしていた


サツキ 「あぁ、私たちはこれで慣れてるので問題ないんですよ」


私 「なるほど」


私 (まぁ、大学に着物で来たり色んな人がいるからな)


図書館に来る


私 「ここが図書館でまぁ、見たまんまですね」


サツキ 「結構種類あるんですね」


サツキとリンは物珍しそうに見回す


私 「リンさんも気になりますか?」


リン 「少し」


私 「どうします?少しここで休むか他のところ回るか」


サツキ 「どうする?」


サツキはリンの方を見る


リン 「見たいけど時間」


サツキ 「え?今何時ですか?」


私 「えーと」


時計を見る


講義が始まる15分前だった


私 「そろそろ講義行かないと間に合いませんね」


サツキ 「行きますか」


サツキとリンは少ししゅんとした顔になる


私 「まぁ、また来れますから」


サツキ 「ですね」


講義堂に向かって歩く


私 (やっぱり視線を感じるな)


しばらく歩いていて感じていた


物珍しそうなものを見る目線


邪魔だと言わんばかりの嫉妬などの目線


2人に対して下心を持った目線など


私 (まぁこの2人美人だもんな)


ちらりと見る


2人ともモデルと言われても違和感がないレベルで美人だった


私 (まぁ特に関係ないか)


私と釣り合うわけが無い


それなのは自他ともに言うだろう


分かっている


私 (こういう美人さんはイケメンと付き合って模範的な大学生活を送るんだろうな)


サツキ 「そういえばこの後は講義を受けて終わりですか?」


私 「ですねその後はそのまま帰りますよ」


サツキ 「なるほど」


講義堂に着く


私 「じゃあこれで」


私 (怪しい人からは離れるべきだな)


サツキ 「え?」


私 「え?」


サツキとリンは目を大きく開いて驚いたようにこっちを見る


サツキ「一緒に受けましょうよ」


私 「え?」


リン 「行こ?」


私 (まじか)


サツキ 「お願いします来たばっかなので」


私 「まぁ、ええ?」


思わず動揺する


今日初対面なのにここまで距離が近いと警戒心が強くなる


サツキ 「ダメですか?」


サツキは不安そうにこちらを見る


私 「あー いいですよ?」


サツキ 「ありがとうございます」


サツキとリンはほっとしたような顔を再びする


私 「1番後ろでもいいですか?」


サツキ 「どこでも大丈夫ですよ?」


私 「ならここで」


1番後ろの席に座る


するとサツキとリンは私を挟んで座る


私 (なんで挟むんだ?)


サツキ 「何気に初めての講義だし楽しみですね」


リン 「だね」


私を挟んで2人は話す


周りを見る


やはりいつも以上に視線を感じていた


私 (まぁこの2人に視線が行くか)


主にサツキとリンに視線が行く


私 (ん?)


先程の3人組を見つける


やはりこちらを見ていたが視線が明らかに怒りに変わっていた


私 (んー?なんか出てきそうだけど出てこないな)


どこかであっている


それはわかるが思い出せない


私 (まぁいいや)


スマホを開く


私 (コハクとアンナ大丈夫かな)


ゲームのログインを進める


私 (本当に失敗したなここまで心配になるとは)


不安が募る


私 (いや、あの二匹はあくまで猫又の妖怪だから平気だけどそれでもなんかこう)


「あの」


私 (まさかここまで不安になるとは思わなかったな)


肩を叩かれる


私 (ん?)


リンが肩を叩いてきていた


リン 「見せて」


教材をリンは指さす


私 「あぁどうぞ」


使わないから渡す


リン 「ありがとう」


リンはまじまじと教材を見る


サツキの方を見る


サツキは眠っていた


私 (サツキさんまじか)


リン 「サツキは割とズボラ」


サツキの方を見てるとリンが話しかけてくる


私 「そうなんですね」


リン 「意外でしょ?」


私 「まぁそれは確かに」


私 (歩いてる時は堂々としてたしびっくりした)


リン 「にしても随分見られる」


私 「あー、まぁスーツの人は珍しいから?」


リンとコソコソと小声で話す


リン 「そうなのかな」


リンは教材に目を落とす


私 (この2人は肝座っているというか凄いな)


スマホに目を落とす


そうして講義終了をただただ待つ



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