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夜のショッピング

私 「え、今?」


アンナ 「今です」


リビングに戻ってすぐにアンナに言われる


コハク 「アンナ、なんでまた急に?」


アンナ 「ご主人の服ってよれよれだったり穴空いてたりで処分してたんですけど」


コハク 「あー そうだね」


アンナ 「服の数自体がないので全滅でしたね」


私 「全滅?」


アンナ 「安いのでいいので新品の服買いますよすぐに」


アンナがぺしぺしと2本のしっぽで叩いてくる


私 「あー、分かったから叩かないで」


アンナ 「いや、あまりにも生活能力ないしだらしないのでおしおきですよ」


コハク 「え、私もおしおきしよ」


コハクも2本のしっぽで叩いてくる


痛くは無いしもふもふしてて気持ちいい


私 (服か)


これまで両手で数える量しかなかった


人付き合いもないし買いに行く気力もなかったから


私 「買うからタンマタンマ」


リビングの椅子に座ってパソコンをつける


コハク 「そういえばこの時間に頼んで間に合うんですか?」


私 「まぁ、ギリギリかな」


アンナ 「とりあえず後日服屋には行くとして最低限の服を買いましょうか」


アンナとコハクは膝の上に乗ってパソコンを見る


格安で即日配送ができる服のサイトを探す


私 「とりあえず黒パーカーとジーパンでいっか」


アンナ 「え、ジーパンはいいですけど黒パーカーはせっかくですし他のにしましょうよ」


私 「えー」


コハク 「お兄さんシャツとか単色がいい?」


アンナ 「単色は大事ですねちょっと貸してください」


マウスを奪われる


そして前足で操作をし始める


私 「え、使えるの?」


アンナ 「そりゃあ使えますよというかこれどうですか?」


アンナは緑のゆったりしたTシャツを表示させる


私 「あ、いいかも」


割とゆったりした服は好みだ


コハク 「お兄さんの好みって単色のゆったりした感じの服でしょ?」


私 「うん 柄があるやつはチャレンジする度胸なくて」


アンナ 「あとジーパンは穴空いてないやつでいいでしょう」


アンナは次々とカートに入れる


私 「待って、値段考えてる?」


アンナ 「だいたい1000円付近ですよ先行投資ってやつです」


コハク 「さすがに後で確認するけど程々にねー?」


アンナ 「はーい」


アンナは次々とカートに入れていく


私 (まぁ、金の心配は無いからいいけど)


カートに入れられるのをそのまま見続ける


アンナが選んだ服はそこまで嫌でもなく割と好みに合っていた


アンナ 「お兄さん背丈ってどのくらいですか?」


私 「170後半の60キロくらい」


アンナ 「ならこのサイズですね」


コハク 「体重はいらないよ?」


私 「あ、そうじゃん」


コハク 「ふふふ」


コハクのしっぽが私の手に巻き付く


そして撫でろと言わんばかりに頭の方に手を持ってくる


私 「撫でていいの?」


コハク 「そこで聞いちゃうのがお兄さんらしいよね いいよー」


私 (どういう意味だ?)


頭を撫でる


アンナ 「え、私も撫でてください」


アンナも私の反対の手にしっぽを巻き付ける


私 「そんなに撫でられるのっていいの?」


聞きながらアンナの頭を撫でる


両手が2匹で塞がる


アンナ 「まぁそりゃあ」


コハク 「落ち着くし暖かいしいいですよ?」


私 「そうなんだ」


思い返す


両親に撫でられた記憶を


しかしそんな記憶なかった


私 (まぁ、必要ないしな)


アンナ 「これとかはどうです?」


アンナは変わらずカートに入れ続ける


私 「待って、30着はさすがに届かない」


コハク 「せめて10着くらいにしよ?ね?」


私とコハクは慌てた声を出す


アンナ 「いや、まだ足りないくらいですよ?」


コハクはアンナからマウスを奪う


私 「とりあえず明日届く分は3セットずつにしようか」


コハク 「そうだね」


コハクがいつものゆったりした伸びた声から少しハキハキした声になる


アンナ 「いや、ご主人に似合うと思って選んだんですけど」


アンナは不満そうにこちらを見て手を抑えてないしっぽで私を叩く


私 「いや、さすがに届かなくなるよ?それにどんな服なのか見たいし」


私 (アンナって何気に抜けてるというかどこか目を離せないんだよな)


アンナを撫でる


アンナ 「まぁ、んー また明日服屋行きましょうか」


私 「明日大学だよ」


コハク 「とりあえず4セットまで減らしたからお兄さん確認したら買ってね?」


コハクからマウスを受け取る


私 「ごめん、コハク少し撫でるのやめていい?」


コハク 「後で撫でるならいいよ?」


私 「わかったいいよ」


コハク 「ん」


コハクがまきつけていたしっぽを離す


私 (コハクってゆったりした口調でダラーってしてる割にお姉さん気質というか結構しっかりしてるんだよなー)


カートの中を見る


ジーパンとゆったりした深緑や濃い青色のシャツだった


私 「これならいいかも」


アンナ 「ご主人にこれは似合うので早く買ってください」


私 「分かった分かった」


コハク 「アンナあんま急かしちゃダメだよ?」


購入手続きをする


そこまで値段は張らず、4桁で収まった


私 「これで明日の朝かな?多分届くはず」


アンナ 「良かったです」


コハク 「とりあえず服屋に行く服がない現象は無くなったねー」


パソコンを消す


私 「とりあえず明日大学だからそろそろ寝ようかな」


アンナ 「そうですね、寝ますか」


コハク 「明日は少し早く起こすね?髭とかもみあげとか手入れしたいし」


私 「え、やんなきゃダメ?」


コハク 「ダメー」


立ち上がる


私 「んー」


伸びをする


私 「ふぁあ」


私 (結構寝たはずなのに眠いな)


疲れが溜まっていたからか


急に生活が変わったからか


寝たはずなのに眠気がする


ベットに行く


私 「おやすみ アンナ、コハク」


アンナ 「え?一緒に寝ますよ?」


私 「え」


コハク 「寝よ寝よ?」


アンナとコハクはベットに入る


私 (え、一緒に?)


私 「一緒に?」


アンナ 「何突っ立ってるんですか?」


私 「え、いいの?」


アンナ 「なんで私たちが嫌がるんですか」


コハク 「ほら、早く来てー?」


コハクの2本のしっぽが体に巻き付く


そして体が宙を浮く


私 「ちょ」


コハク 「ふふふ」


コハクの元に引き寄せられる


そして布団に入る


コハク 「お兄さん捕まえたー」


アンナ 「ほら、撫でてください」


アンナとコハクと横になる


猫と一緒に寝るのに何故か緊張する


アンナ 「ご主人暖かいですね」


コハク 「やっぱベット1人用だから狭いねー」


アンナとコハクに挟まれる


左右から声が聞こえる


私 (緊張するのにやばい 眠たい)


布団に入ると疲れが出る


体が重くなりそして意識がふわふわする


アンナ 「寝ちゃいそうですね おやすみなさいご主人」


コハク 「おやすみお兄さん またあしたね」


私 「おや…す…」


意識が落ちる


ここまで寝つきがいいのは2匹がいるからなのか


一瞬で意識が落ちる

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