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「私たちもうダメかな」


「さぁ」


「お腹すいたよ」


「すいたね」


「人間って薄情だね」


「そんなもんだよ」


「目もくれないよ」


「関わりたくないんじゃない?」


「薄情だねやっぱ」


「そうだよ人間は薄情だから嫌い」


「もう1回行ってみるね」


「無駄だよ」


「無駄かな」


「そうやってまた失望するの?」


「もうしてるよ?嫌いだし」


「でしょ?」


「でも死にたくない」


「そりゃあね」


「眠いよ」


「眠いね」


「もうお腹も空っぽだよ」


「前なら力いっぱいだったから考えなくても良かったのにね」


「もう1回だけ行くよ」


「そ」


「来る?」


「そうだね行こうか」


「一緒に死にたいしね」


「先に死なれたら困るよ」










「逃げられたね」


「そうだね」


「終わったね」


「だから言ったのに」


「何言ってたか気になる」


「---がないからね」


「だね」


「仕方がないよ」


「やっぱ人は薄情だね」


「薄情だよ」


「寝よっか」


「うん」







「生きたね」


「びっくりしたわ」


「まだお腹空くけど」


「けれどだいぶ戻れたわ」


「これなら少し戻ってもいいかな」


「そうねぇ」


「にしても生き返りましたね」


「んだね」


「あの人逃げたんだと思いましたよ」


「まさかあの人餌を持ってくるなんてねぇ」


「おかげで生き残れたでしょう」


「ありがとねぇ」


「どうします?この人について行きますか?」


「んー どうしようか」


「でもこの人から離れて他に餌くれる人います?」


「いないねぇ みんな薄情だし」


「なら決定でしょう」


「行くかぁ」










「寝てますか?」


「寝てるねぇ完全に」


「にしてもまさか受け入れてくれるとは」


「びっくりだね」


「なんなら綺麗にしていただいてますし」


「完全に心許してるもんね」


「あー いえ」


「本当?」


「いや、なんというか」


「あんなに頬ずりしてたのに?」


「っ」


「それにお風呂で全身触られても何も抵抗しなかったでしょ?」


「あれは綺麗にしてもらうだけで」


「でも人間嫌いじゃないの?」


「嫌いですよ それ言ったらあなたも膝の上に乗って完全にくつろいでたりしてましたよね?」


「だって暖かいんだもんここ」


「まあ分かりますけど」


「それにあの人は助けてくれたしここまでしてくれるし嫌じゃないからいいの」


「はぁ これからどうします?」


「え?ここにいないの?」


「いるにしても恩人に迷惑をかける訳にはいかないでしょう」


「甘えちゃって良くない?」


「いいんですかね」


「だって今恩返しできる力ある?」


「ないですね」


「でしょ?だから今は力を蓄えよ」


「まあ そうですね」


「今はこの人の上でゴロゴロしよ?」


「この人の膝は落ち着きますね」


「だね」


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