冬はインドアの季節
初めて評価の人がいました!ありがとうございました!
頑張ります!
この新しい世界で生まれ変わった私、今はリタという三才の女の子です。本来なら神様にお願か、自殺かで元の世界に帰るというどう見てもアホな発想な私ですが、今年の夏でそれを諦めてこの世界で生きることになりました。神様からは私の視界が狭いとかもっと世界を見るとよいとか言われましたので、色々なものを試すことになりました。マイちゃんとシーくんと一緒に裁縫をやってみたり、学校でこの世界の歴史や常識を習ったり、森で探検したりしました。色々なものを体験して来ました、ま、危険なこともあるけど。
そんな生き生きと毎日を過ごしてきた私です。しかし、”あの”季節が来ました。
冬。
この世界にとって冬は残酷なものです。貴族や、レクリータ達なら暖かい部屋で高級そうなチェスでも遊んでいるかもしれません。前にどこから聞いたが、レクリータ達は車を作ったみたいだけど!けど!それは庶民の私達にはない物ばかり。
家に薪があるがそれをできるだけ節約したいところです。この家は常に寒い、そして暗いなので。私達はいつも他のどこかでものをやっている。他の家にでお邪魔して、仕事にできるだけいって家は誰も居ない状態を作る。そうすると薪を使わなくてもよかった。これそ冬対策!
というわけで、私はリトと、普段家にいない長男、リオと一緒に雪かきをしています。基本的に雪なない日はリナと一緒に裁縫工場に行って、紡糸か手職をするけれど。雪がある日は雪かきができる。金を貰えるし運動にもできるから、子供達にとってはいい仕事になる。それに、私は雪の日は綺麗だと思っているけど、前にはこんなこと出来なかったから、この世界でできるのは嬉しかった。とは言え、ここら辺の雪はもうかく必要がなさそうだね。中央の広場もそろそろ終わりそうですし、ちょっとだけ遠いところに行ってみるか?そうだね、金持ちの店の近くなら人が必要かもしれないね。
ようし!行ってみよう。
未だにこの町の構造を把握してないけど、分かるのは中央に神殿とでかいマーケットがあって、私の家と学校は西ら辺にいて、南に生食を売るウェットマーケットがある。そして専門店や高級そうな店は町の端っこにあるとわかっている。私には分からない構造だったな、けど、今はそれを考えても仕方がない。前にリナと一緒にいった綺麗な服屋さんのところで行ってみよう。
服屋さんは中央から東に向かって、郵便局みたいなものを通ったら見える。なせかトマトが印になている、「にっぴり」。やっぱりここならまだ雪かきしてないね。窓を超えて店の人達にちょっぴり挨拶したらもう雪かきできる。そうだね、この量の雪と私一人だけなら、大分金が貰えそうだね。それより気になるところがあった、この店、客人がいる!こういう時間で人がいるのは珍しいと思うけど。すごいね、馬車が無理矢理雪を踏んで宿りなものに入った痕跡が見えるな。出る時はもっと大変そうですし、道を開けとこ。
しっかし、流石に一人じゃ疲れるね、かき始まる時はまだ少し光を見えるけど、今はもう暗くなってきたね。でも、店の前は大分綺麗になった。店の人達に話しかけたいけど、なんかまだ忙しいそうだね。いや?もうそろそろ終わりそうみたい。邪魔しないほうがいいね、暇だし、窓拭きでもしとこう。それにしても、この馬達は喉乾いたみたいけど、水、あげとっこうか?ちょっと広場の井口に戻って凍っていない水を取ってみよう。
「あ」
おお、もう道に雪がないくらい綺麗になったな。リトとリオを見かけないね、他の子ども達も他のところに行ったみたい。ま、私もにっぴりの雪かき終わったら家に帰りましょうか。
「ちょ、リタちゃん!待って!」
(。´・ω・)ん?
あ、リトとリオだ、「どうしたの?」そんなに慌ててこっちに走って来るなんで。
「リタ!俺を置いて行かないで!せめでどこに行ったのか先に教えて!その水のバケツはなんだ?」
リトもリオも怒っているみたいから普通に行ったほうがよさそうですね。「…にっぴり、馬の水」
そう聞くと、リオは大きなため息をした。やっぱり三才になったばかりの女の子が一人でどこかでうろちょろしちゃだめみたい。
「そのバケツ、僕が運ぶよ。リタちゃんにはきついだろう?それに雪かきで十分疲れているだそう。ほら、リタちゃんも運ぶよ。にっぴりだろう。」
「ありがと、リオ」
「兄ちゃんでも呼べ!(´;ω;`)」
リオが私と水バケツをにっぴりまで運んだ時、丁度馬車の人達が出てきた。一体なにを買ったのかな。しかし、その貴族の子はどこかで見たことがあるような。その翠青色の髪・・・でも、私貴族なんで知らないからやっぱり勘違いしたと思うけど。どころで、リオはもう店の人達と話しているけど。流石に子供一人で金の管理はできないと思うから、リオは私に私が稼いだ金を見せて、私はその分に満足したらリオが代わりにもらう。
「貴女は…迷子の子だよね?」
え!?あ!この人は多分私を救った人、ですよね?そう言えば髪の色はそんな感じでした!一応お礼をもう一度言った方がいいかもしれません。
「この前はどうもありがとうございました。」
「リタちゃん?あ~、前にリカが言ったな、貴族の森に迷子って。あの、貴族様。僕の妹を助けてくれてありがとうございました。迷惑をおかけてすみませんでした。」
リオがそう言うと、貴族の子はちょっと恥ずかしいそうに見えた。
「いいえ、私はただ貴族として自分が思いたことをしただけです。そうだ、君たちは雪かき疲れているでしょう、それに私達の馬に水を与えていることは感謝しているよ。貴女、リタちゃんだっけ?
はい、お菓子をあげる。いいお兄ちゃんがあってよかったね。」
?なんでお菓子をくれたの?聞きたいっと言ってももういちゃったね。あの貴族の子は幼いけど優しく人な感じがしする。そう言えば、この世界に来てから甘いものは食べてない気がする。全部食べたいけど、リトとリオはすごいこっちを見ている。分かっているよ、皆にもあげたほうがよさそう。リコにはあげないけど。
また、あの貴族の子と会えるといいね。さて、私達もそろそろ家に帰らないと、あれ。店の人はなにを捨てたの?服、ちょっと見てみよう。
「リオ、あっち。」
「ちょ、リタちゃんどうした?」
やっぱり、布、だよね?というか、これでジーンズによくある布だよね?名前はなんっだけ?聞いてみると、店の人が話に来た。
「君たちは雪かきしてくれた人達ですか?これはさっきの貴族様が買った布の残りです。このだけしか残っていないので捨てるのですよ。君たちが欲しいなら別に貰ってもいいです。ちなみにこの布はデニム、少し頑丈な布だよ。」
まじかよ、布の切れ端でもいっぱい使い道があるのに。これは私の服を作れるくらいの量だよ?ま、ありだがくもらうけどさ。それにしてもあの貴族の子の言葉に気になるね。いいお兄ちゃん?リオとリトは私のお兄ちゃんなのか?リタのお兄ちゃんではなく私の?私の家族は父さんと母さんだけのはずなのに。私の家族なのか?私はこの人達の家族か?
新しい出来た家族は本当に自分の家族でしょうか?
まあ、さすかにすぐ新しい人生を楽しむには時間が掛かるからね。