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ぼくの詩集

永遠・存在・女

作者: 桜井あんじ

「永遠という言葉を聞くとゾッとする。女が好んで使う言葉だ」

と、かの皮肉屋先生は言いましたが


美とは壊れゆくもの 滅びゆくもの

「永遠」の対局にあるもの


ならば

女は決して美に辿り着けない

女とは生活であり

現実であり 人生であり

住宅ローンであり 割引クーポンであり

洗濯機であり 燃えないゴミの日であり

責任であり 世間体であり

つくられたものである


女に与えられた選択肢は

受け入れるか 入れないか

手に入れられるか られないか

それだけなのだ

与えられた輪のなかで ぐるぐるまわる のみ


命を産む性でありながら

命の何たるかは知らず

それでも豚と同じように 産むことだけはできる


女は全ての人間以前の部分を司る

まさに「産む道具」なのだ 増やし 栄えるための道具なのだ

神に 所有された 道具!


大きなものは あまりに大きすぎてその目に見えず

女は 小さきもののみを恐れる


醜きもの

悲しきもの

淋しきもの

祝福なきもの

女よ

「永遠という言葉を聞くとゾッとする・・・・」の部分は、オスカー・ワイルド先生の言葉です

(´・ω・`)

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