異世界に行ったら最高の引きこもり生活!ローレンスの日常
ローレンス視点のかなり短いお話です。
異世界に行ったら最高の引きこもり生活!
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続・異世界に行ったら最高の引きこもり生活!
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異世界に行ったら最高の引きこもり生活! ~婚約者が幼馴染みを優先するそうです~
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大臣からの書類の選別して宰相に渡さなければいけない。宰相からの依頼も山のように溜まっていく。
今日こそはゆっくり夕食に舌鼓を打ち、その後はシダーウッドのオイルを垂らしたバスタブに浸かりながら日々の疲れを癒し、ベッドの上で最近話題の小説を読みワインを飲んで眠くなったら寝る。
束の間、そんな妄想をして執務に没頭する。実際は夜遅く帰宅し夕食は簡単に済ませ、ささっとシャワーを浴びて寝てしまう。寝たばかりだというのに朝が来る。その繰り返しだ。
そんなある日、第一王子殿下が推し進められていた聖女召喚の儀式が最終局面に入ったと報告があった。
ただでさえ忙しいのに聖女召喚で人員は割かれ、不満は全て私のところへ上がってきていた。
王宮が激しく揺れ第一警戒の指令を防衛大臣が発令するべきか話し合いをしつつ、原因究明のために騎士団を動員して調査に当たらせたが拍子抜けするほど早く事態は解明した。
聖女召喚の儀式が成功した。
また、面倒事が増えるのかと思うと私はうんざりした。
宰相から言われたのは聖女が部屋から出てこないからどうにかしろだった。
部屋にいるならいいではないか。主賓室にいるのだろうから。私はそんな事は後回しにして他の執務をしていた。
「ローレンス宰相補佐官、聖女様がお呼びです」
きっと部屋から出ない我が儘お嬢様が何かを買えだとか部屋が気にくわないとか言うのだろう。うんざりしながら主賓室へ向かおうとすると、こちらですと儀式の間へ案内された。
儀式の間の広い空間に何かの小さな建物があった。
「聖女様のお部屋になります」
スーッと息を吸い込んだ。一体王子は何をされたのだ。
そこから私と聖女様の出会いが始まった。
聖女様はこちらの都合など考えずに話し始めると、私には信じがたい飲み物を下さった。そして陛下からの難題をあっさり解決してくださったのだ。
しかも、部屋からは出ないが窓越しに私とは会ってくれる。なんとありがたいことか。
強力な若返りの食べ物を食べて幼体化しようとも私は聖女様が救世主なのである。
カフェオレとキャラメルラテ。そして紙袋。どれだけ仕事の効率が上がったことか。
なので、私の仕事の優先順位は大幅に変わった。
カフェオレとキャラメルラテのために今日も聖女様のところへお伺いする。
もちろん紙袋も。




