8話
「先生何食べたのー?」
「アジフライの定食だよー」
「いいなぁ」
「天澤先生と美味しい給食食べたでしょ?」
「そうだけどさー」
「先生今日のカレーの方が美味しいと思うなー」
「そう?なら先生残念だったねー!」
「そう!先生残念だったよー」
―
「校長先生、有給を使いたいんですけど、金曜日いいですか?」
「大丈夫ですよ。一応ですが、理由を聞いてもいいですか?」
「ちょっと実家に帰りたくて。両親どうしてるのかなぁと」
「なるほど。ちゃんと親孝行してきてくださいね。それではこちらで金曜日の準備は進めさせていただきます」
「ありがとうございます」
―
「光先生金曜有給なんですか?」
「はい、なので天澤先生よろしくお願いしますね」
「任せてください」
「さすが、頼りになりますね」
「光先生が見本になってくれていますからね!」
「たくさん聞いてくださいね」
「それではここの教え方なんですが…明日お時間がある時教えてもらってもいいですか?」
「明日は…3時間目が授業ないけど」
「僕も大丈夫です。よろしくお願いします」
「オッケー。それじゃ教室借りる準備だけしてっと。これで大丈夫かな」
「ありがとうございます」
「いいんだよー。一年目はみんな初心者なんだから。わからないことは聞いていかないと」
「今までは光先生の教え方をそのまま教えていたので今回も先に勉強しておけば問題ないかと」
「とりあえず、上手くいっている人を真似すことが一番手っ取り早いからね。私も説明が上手な先生の真似してそれに+
αの話をしているだけだから」
「+αが難しいですよね」
「自分の趣味とかを混ぜればいいんだよ。天澤先生って映画好きだったよね?」
「はい、よく覚えてられましたね…」
「他の先生のことはあまり覚えてないけど、いわゆる私の相棒的ポジションだからね!」




