6話
「いやぁ…休み終わるのはやー」
「そんなもんだって、ほら帰るよ」
「もう1日―」
「学校あるんでしょ。私も保育あるし」
「帰るかぁ」
―
「さて、朝礼始めますー」
―
「光先生ちょっと焼けました?」
「あ、鈴森先生、ちょっと海を見に行ってきました!」
「いいですね、日焼け止めは塗らなかったんですか?」
「持っていくのを忘れちゃって。そこまで長くいる予定は無かったんですけど、たまたまクルージングできて」
「クルージングいいなぁ。私も行きたいなぁ」
「鈴森先生もどうですか?今度夏くらいに行きたいなぁって」
「夏は部活のお付き合いがあるので空いていたらお願いしたいな」
「保健の先生が部活帯同って珍しいですよね」
「看護師の資格もあるから余計需要が高いみたい」
「でもその分お高いんですよね…?」
「特別給って感じだね、日給5万だからまぁまぁかもしれないけど」
「でもいきなり地方大会だからそんなに日数はそんなに無いですよね。大体が二日三日で終わっちゃうし」
「地方で分けてやるし、六星校の小学校中学校高校の保健の先生と医療機関も少なからず入ってくるからそこまで仕
事も無いんだけどね」
「それじゃ決まったら日程教えてください。私たちが合わせるんで」
「合わせるってことは流花ちゃんもいるの?」
「あと他に美亜と一香を呼ぼうと思ってます」
「先生同士がガッツリ会えるのも長期休みだけだもんね」
「そうですねぇ、昔みたいに薄給休み無しとは違うみたいですからね」
「たまーにお偉いさんと話をするとムカハラされるからねぇ」
「昔はなぁハラスメントですね。希少じゃないですか?」
「今でもたまにいるのよ。やっぱり栄光に縋りたいものではあるんでしょうね」
「自分の言う通りにならないと気が済まないみたいですからね」
「あー、愚痴っちゃったら時間経つの早いねー!そろそろ休憩終わりの時間かな」
「そうですね。それじゃ行きましょうか」
二人は休憩室で缶コーヒーを捨て、職員室へ向かう。




