23話
そのあと流花の運転で他の二人も拾いに行く。
「流花その二人って?」
「他県の六星の人。知ってはいると思うけど」
「え?誰だろう」
「行けばわかるって」
「こっちって千葉?」
「そう二人いたでしょ、千葉に行った二人」
「えー…わからない」
「美亜と一香には言ってある」
「えー…千葉の六星…」
―
「やっほー」
「あー!響に結衣!」
「そういうこと」
「え?」
「えっと…いっぱい人がいるけど…」
「あ…鈴森先生が…」
「人がいるのは良いけど…どちら様?」
「高校の時、修学旅行で一緒に回った二人なんです」
「え?どういうこと?」
「ほら、六星の修学旅行って特殊じゃないですか」
「毎年自分の好きなところに行けるけど…」
「小学校の時、一緒に東京巡りをしたんです」
「意外と東京行く人珍しくて、一香と美亜、流花と光がたまたま千葉県六星組と合流したんです」
「それからこの6人で毎年色んなところに行ってたんですけど、響と結衣は大学の時から連絡が取れなくて」
「実は美亜が仕事で久々にあったらしくて、それでそこから連絡取ってたみたい。それを私が聞いて拾いに来たってわけ」
「もっとサプライズ感出したかったけど、色々あってグダグダになっちゃって」
「ちなみにお二人の職業は?」
「美亜と一緒っていうと医師?」
「そういうことー!」
「はー…偉くなったもんだねぇ」
「響は外科、結衣は内科、美亜は美容整形外科」
「鈴森先生が看護師兼保健室の先生だから…これは安心だ」




