20話
「それではこれから終業式が始まりますので静かに校長先生の話を聞きましょう」
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『えー、夏休みには入りますが決して怪我などはしないようにしてください。始業式に皆さんの声が聞こえることを願っております』
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「校長先生の話って凄い長いイメージがあったんですけど、1分くらいで終わりましたね」
「いいことじゃない。変に長いと文句も出てくるけど、短いと喜びの声しか聞こえないから」
「夏休みの魔法ですね」
「まぁ、みんな色んなところに行くんだろうから、本当怪我だけはないようにしてほしいね」
「それで光先生は海行くんでしたっけ?」
「うん、先生たちも休みだしね」
「それじゃ僕は部活の方に行ってくるので」
「熱中症気をつけてね」
「ありがとうございますー!」
「それじゃ流花たちと行く準備しますか」
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「鈴森先生、いけそうですね」
「夏休み3週目から大会だから、問題なさそうね」
「それじゃ今日夜私の家で」
「オッケー。明日朝からね」
「流花は今日普通に仕事らしいんで」
「大変だよねぇ…」
「ですよねぇ…」
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「お邪魔しまーす」
「どうぞー」
「やっぱり綺麗にしてあるのね」
「まぁ…人来ますしね。それなりには」
「ふうん…それで夜ご飯どうする?」
「明日からの用意をしてたらご飯作る準備するの忘れちゃってて」
「ドリームでもいいし、他の場所でもいいけど」
「近くに中華屋さんありますけど、中華大丈夫ですか?」
「全然OK」
「それじゃ行きましょうか」
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「そういえば鈴森先生って何食べるんですか?」




