ep.3 ここって寮なんですかッ?!
相変わらず、下手ですが、ぜひ読んで下さい!
彩香・深紅が瞬間移動した場所はRMSの寮。
─そこはとても高級なホテルの様な内装だった。
「ここが寮なの?!」
そう叫ぶ彩香の口を深紅は塞いだ。
「シィー!みんないるんだからぁ!・・・もしかして・・・寮、来たの初めて?」
彩香はこっくりと深紅に頷いた。
「嘘ぉ・・・!なんでぇ・・・?寮の部屋に荷物運び来なかったの?」
「え・・・?てっきり今日みんな運び込むのかと思った。だからかばんに縮めた家具持ってきたの。」
深紅は彩香の持っているかばんを見た。
「時間があるから彩香ちゃんの部屋寄ってこ!で、家具も置いていこう!私の部屋もきていいし。」
彩香はニッコリと笑うとロビーを指差した。
「あそこ、なにすんの?」
「あそこでこの寮の鍵を受け取るの。」
「ホテルみたいだねー。」
彩香たちは鍵を受け取るとエレベーターで最上階に向かった。
寮の階は階級があがるほど上の階になるらしい。
「ここだねぇ!あ、彩香ちゃんの部屋、私の部屋の隣だ〜。」
「あ、ホントだ!」
そんな会話をしながら彩香は自分の部屋のドアノブを回した。
─彩香の部屋は驚くほど綺麗だった。まるでホテルの超スイートルーム!!
備え付けのシャワールーム・ジャグジーバス・大型テレビ・ツインベットなどなど・・・
キッチンもついている。
それに部屋がとてつもなく広い!
広い部屋が3つもある。
「よっし!いっくよー!荷物よ、荷物、大きくなぁれ!そして正しい位置につきなさい!」
彩香がそう唱えると、彩香のかばんから次々と荷物が出てきて部屋中に飛んで行く。
「あとは任せたよー。じゃ、いこっか。深紅の部屋。」
「うん、いいよ!」
そう言うと深紅は彩香を自分の部屋に招き入れた。
深紅の部屋は・・・とにかくすごい。
赤とオレンジで埋め尽くされていて目がチカチカしそうになる。
薄めのオレンジ(蜜柑色?)の壁紙にフローリングには丸くて赤いラグマットが敷いてある。
オレンジの革のソファに赤いガラステーブル。
カーテンは赤とオレンジのドット柄だ。
冷蔵庫も赤い。
そしてベットは赤く、掛け布団はオレンジだ。(これは寝室にあります。)
他にも赤いタンスの引き出しがオレンジだったり、オレンジのクローゼットの引き出しが赤かったり・・・
オレンジの学習机に赤い椅子。この学習机セットは赤とオレンジの本棚がある、書斎に置いてあった。
「うわぁ・・・すっご。」
絶句する彩香に深紅は笑った。
「すごいでしょー!」
確かにすごい。でも目がチカチカする。
彩香はオレンジのクローゼットを開いた。
そこには赤やオレンジの服が沢山かかっていた。
その中にはパーティー用の服装にも見えるドレスもある。
「すっご。・・・このドレス。」
深紅は笑った。
「だって、今日の入学パーティーで着るじゃない。」
彩香は眉を顰めた。
「・・・そんなのあったっけ?」
「あったよ・・・まさか・・・」
「聞いてなーい!」
続く
次回もお楽しみに!次回はついにレインボークラスの面々が・・・?