『人間て、混乱すると笑えてくるから不思議』
『混乱』
要約すると、「掲示板に貼ってある依頼をこのカウンターに持ってきてね。あ、でも自分の受けられる依頼か良く見定めること!自分のランクの一つ上までなら受けることは可能だけど、自分の力量に合った物にしましょう。」ってところかな。そのほかギルドの在り方やら保証についてなどは長いから割愛する。
ギルドカード持っていると宿が安く泊まれるのは、やっぱり定番だけどすごく有り難い!
また、調べ物等は2階に図書室があって、蔵書数はそれほど多くはないけど、基本的なものは置いてあるらしい。貸出しはしていない為ノート等必要な事は書きとめる為の物が必要かもしれない。覚えられれば問題無いけど。
「あと、その他に依頼外で得た素材の買い取りもしているから、その時は奥のカウンターに言えば査定してもらえるわ。」
さっき見たカウンターか。
「分かりました。」
「それでは、説明は以上となります。何か質問はありますか?」
「質問という程の事でも無いかもしれないけど、このカードに書かれた情報について、書き換えることって個人的にできるんですか?」
実はカードを確認した時にどうしても見過ごす事のできそうも無い事柄が性別と年齢以外にいくつか。
おそらくスキルと思われる所に、無難な体力1や探索1、鑑定2などに並んで『ゲーム脳1』が…。なにこれ!?
その他にも、説明を読む限り“加護”にあたる所には『アース傘下アマテラス以下八百万の加護』。
長いわ!
アース傘下って地球英語読み!?で、アマテラスは日本の神様ですね。その後だよ!八百万って…!ツッコミ要素ありすぎて困ります。
内容としては「出身の神様たちが少しだけど加護を授けますよ。ただ、たくさん居過ぎちゃうので、いろんな事に少しずつね。」って感じ。
どんな風に有利なのかは不明。
詳しく書かれている訳ではないし、例えば『光の精霊の加護』だとか『夜の神の加護』だとかってなっていれば、この面に長けているのかなー?とか想像し易いのに…。使えねぇ。
もう、変な所でぶった切るのは通常装備です。