表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/30

『長い説明って眠くならない?』



『説明』



 「まずは、表示された情報に誤りが無いか、確認してみて下さい。」


 そう言われ、再びカードを見てみるが、名前はシノ・アンドウあぁ、英語表記と同じで、名前と苗字が逆なのか。性別♀…メス?せめて女にしてほしいのだけど、まあ良いか。年齢は…ここは誰にも見せられない。実年齢はおばさんにも言ってないんだよね。

 というのも、どうもおばさんは、私の事を14~5の子供だと思っているみたいで…。

 可笑しいな、心の汗が目に沁みるぜ…とかって言ってみたり。

 外国人が日本人を見ると若く見えるとか、年齢が分からないとかって話は良くあるけど、どうも、こちらの世界でもそれは適用されるみたい。

 まあ、右も左も分からない内にいろいろと訊ねるには、子供という身分は大いに役立ったと言っておこう。

 私のここでの設定は「何でここに居るのか分からない…若干記憶喪失もしくは人攫い被害者で、私のお国(これは正直に日本と言っておいた)にどうすれば帰れるの?」ということにしています。

 「何にも分かりませーん!だって、私の国では違ったもん。」って主張して、生活に必要な事は一から教えて貰いました。

 そこ、ズルイって言わない!だってじゃないと生きていけないし。

 ちなみに、この世界の成人は男女ともに16歳


 「いかがですか?」

 「あ、はい。大丈夫です。」


 情報量が多すぎて全部は見きれないから、帰ってからじっくり確かめることにしておこう。


 「それでは次に、カードの簡単な見方ですが、まずはこちらのハンターランクについてご説明いたします。」

 

 そう言って示されたのは、先程レベルかと思った項目だった。

数字で3と書いてあるからレベルかなとかおもったけど。


 「こちら、F-3となっていますのは――」

 「(F-3!?F-を見落していただと…!?)」

 「先程登録を済ませたばかりなので、最低ランクとなって……大丈夫ですか?」

 「はい、すいません。」

 「じゃ、続きをいくわね。」


自分の間抜けさにうちひしがれていた私はお姉さんの苦笑をいただき、再度説明に耳を傾けた。


 「一番下がFその上がE、さらに上がD、以降C、B、A、Sとなっています。それぞれがさらに三つに分けられ、F-3、2、1。E-3、2、1、となっていき、一番の最高ランクはS-1にあたります。ハンターランクはギルドの依頼をこなしていくにつれて、上がっていきますが、Cランク以降、要するにBに上がる所からね。昇格試験があります。」


 なるほど。CからBに、BからAに、AからSにランクアップする時は試験が必要っと、了解です。だいたいファンタジーの定番と変わらないみたい。ここまでは覚えられた。


 「次にギルドについてね。」

 「はーい。」

 「まず依頼については向こうの掲示板に――」




またまた途中ですがぶった切ります。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ