話す彼女
引き続きお送りします。
今回は主人公&姉の説明回になりますな。
うん。だから文才下さい
あれはどれ程前のことだっただろうか。
え?あれって?
しょうがないな説明しよう
かくかくしかじか
ってことだよ…分かったちゃんと説明するから!
とりあえず、何日か前にいきなり異世界トリップしちゃった私。
そういう系の小説は読むけど、まさか自分が!
しかもトリップした理由が召喚らしく、下校途中でいきなり地面が光った!と思ったらいかにもな神殿。
はいキタこれ召喚www
とか思ってた私の心臓には毛が生えてます。
んで、えーとどこまで言ったっけ?
そうそう。神殿ってとこまでだっけ。
実はさ、召喚されたのは私1人だけじゃなくてもう1人居たわけよ。
その1人ってのがまぁ、実の姉なんだけど。
彼女は美優なんて名前からして、夢亜…私のことね。
そう、名前からして私よりも愛されてた。
美しく優しくなんて、ネズミーランドのプリンセスみたいじゃないか。
私なんて、み の次の む っていうのが名前の由来よ?
で、さらに。
陶器のような白いシミ一つ無い肌に、大きな目、二重まぶた、長いまつ毛。ちなみにマッチ乗りますマジでwww
ちっちゃい顔が乗っかるのはスラリとした体。
長く細い手足に、引き締まった体。
ここまでで充分だろうに、神様は裏切ったよ。
学年主席、全国模試は常に上位。
生徒会長の傍ら、陸上部の部長もこなす正にチート。
ちなみに読者モデルもやってます。
おまけに性格まで良いもんだから信者が大変。困っちゃうわホント。
そんなチートな姉を持つ私は至って普通の笑顔厨。いや、普通以下かもしれない。
姉のおかげで、恨み妬み嫉妬のオンパレード。おかげで忍耐強くなりましたが。
普通顏だけど、感情を表さないその姿を人は"人形"と呼んだ。
どんなに苛めても殴っても何も返さない私にピッタリだと、人は嘲笑った。
結果、そんな私が飛び込むのはネットの世界
現実という名の三次元から、二次元へと逃げるのだった。
そこでなら私は素でいられる。何も隠さず、怯えず、冗談を言いながら話せる。
そんな、電力の回線だけで繋がった彼らが居たから"死"を考えずに済んだのだろう。
…だなんてシリアスになっちったぜベイべ。
で。そんなチートな姉だもの。
こっちが神子様だーなんて祭り上げられた姉を尻目に、向こう(元いた世界)から着た格好のままポイ捨てされた
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…コレ一回言ってみたかったんだ!
グダグダな主人公で申し訳ない。
そしてシリアス下手を極める私orz