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大人のための童話

コンサル。

作者: 安野雲
掲載日:2026/01/18

昔、子どものいない老夫婦がいました。川から流れてきた大きな桃を割ると、中から男の子が生まれ、その子は桃太郎と名付けられました。


この子がどうなるか、みんな知ってる。

そして、結末も変わらない。

桃太郎一行が鬼ヶ島に渡る舟に乗ろうとした時、不思議な人物が話しかけてきた。


「それだけの戦力で鬼ヶ島を攻略すると?」


戦術次第では成功の可能性もある。しかし、味方の被害のリスク、残党処理、今後の展開を加味すると、得策ではない。

とのこと。

「私に数日時間をください。先方と調整して参ります」


数日後。

鬼ヶ島首領との交渉が成立した。

溜め込んだ財の大半を村へ返却。その運搬は桃太郎一行が担う。

新体制として、鬼は村を含む地域の外敵から防衛を担当し、対価として村より定期的に財を徴収する。ただし村の維持に支障をきたさない範囲をまもる。


この体制に不満を持つ一団の粛清を桃太郎一行に委託する。


村の警備主任および費用徴収の担当は桃太郎とする。


以上。


「では桃太郎さん、宜しくお願いします」


桃太郎が島へ渡った後、残されたその人は、煙と共に狐に戻りました。

今回の「コン」サルも上手くいったね。



コンな人近くにいませんか?

おのれ…この世界も破壊されてしまった。

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