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習作 猫と雪

作者: 汐崎

創作時間は、ニャンコを見ていた時間含めて、30分程でしたでしょうか。

 そのぐらいとなります。

白く長い毛、良く手入れされた毛並み。

暖かく、まるで柔らかな春の日差しの様に、私を包む自慢の毛並み。

白く冷たい雪。 良く手入れされた庭。

冷たく、今腰を落としている縁側。体に伝わる寒さ。冬。

白い雪。私も白い。でも違う、私は暖かい。

でも、何故君は冷たいのだろう。傾げた首の毛並みから入る冷たい風。

肌を泡立たせて身震いする。風から逃げる様に丸くなる。君の様に縁側で丸くなる。

空からの光が君を照らし、君が私を照らす。少し暖かい。でも君は、冷たい。首を傾げる。

私は柔らかい、君も柔らかかった。

私はするりと地面に降り、確かめる。君はどうして硬い。首を傾げる。

私が歩くと、君が居なくなる。後ろを向くと居なくなる。君は私の前にしか居ない。

君の居なくなった場所に緑色。空からの光が君の体を流れる様に光らせた。 私は首を傾ける。

私はまた、後ろを向く。また後ろに緑の君が居る。 繰り返し繰り返し、緑の君が増えていく。

白の君はどこに、私は首を空に向ける。またあの暖かい光が沢山回ったら、白い君に会えるかな。

 私は頷く。またきっと白い君と会えると、頷く。

 そして、こんにちわ緑の君。また、会えたね。



去り往く冬と訪れる春。 猫の動作に重ねあわしてみましたが…。難しいですね。(笑)

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