Now Loading(1)
───
──
─
『血の天恵』
─────────────────────────────────────
コナ人が肌に描く神聖な戦化粧。
それは、単なる迷信ではなく、古代の叡智。
このパターンは、神から授かる血の恵みを意味する。
生命力を、ゆっくりと回復する。
血を授かった生命は、さらなる進化の夢を見る。
しかし歩みはじめたものたちは、すぐに妄執に憑かれた。
───
──
─
『生成の玉』
─────────────────────────────────────
獣の体内にあった赤黒い玉。
それを生薬としたもの。
食らうと一時的に獣となり、攻撃に怯み辛くなる。
人中の獣性を、余すことなく引き出すのだ。
獣は、往々にして自らの脳にこそある。
人がこうありたいと願い求める姿は、獣であった。
───
──
─
『潜水服』
─────────────────────────────────────
きらきら光る、装甲を施した大気圧潜水服。
海底の水圧にも耐える大きな球形のヘルメットが特徴的。
獣の中には、狩人から逃れ、水中に潜むものもある。
これは、湖底や海底に潜るための狩り道具。
また水圧下で緩慢になる動きを補助する機構が仕込まれている。
普通の人にとっては、ただの動きづらい服。
───
──
─