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2-5

前回のあらすじ

森に入った。そして、ゴブリンとの戦いが始まった。

リオンとドクはゴブリンに勝った。


是非読んでみてください。


ゴブリンの隊長は、長くこの森に住んでおりそこそこ戦えると思っていた。

はぁ、なんでこんな強い獣人がいるんだよ。今までこの森に居なかっただろ。


「くっそー、おいゴブリン!!俺の攻撃を避けるな!」

「待ってくれ、獣人。話を聞いてくれ。はぁはぁ」

「黙れ!お前らが俺たちを挟撃してきたんだろうが。」

「だから、それは悪かった。少しでいいから、話を聞いてくれ。はぁはぁ」


くそぉ、話を聞いてくれてもいいじゃないか。

確かに襲ったのは俺たちが悪かったが、この森の状況じゃ仕方なかったんだよ。

はぁ、もう限界、動けねぇ。


この時、森は三大勢力が覇権をかけて争っていた。

その時、、、、


「おーいコーキー、油断するなって言ったよね?なんで、まだやってるの?」

「あっリオンくん、そっちは終わったんだ。油断なんてしてないよ。あのゴブリンが他のゴブリンよりも、少しだけ避けるのが上手いんだよね。それと、話を聞いてくれってずっと言ってるんだよ。どうしたらいいかな?罠かな?」

「なるほどな。おーいゴブリンさん、話を聞くよー。」


ん?話を聞く?空耳か?声はこっちから聞こえたが。

ゴブリン隊長に向かって、手を振っている少年が居た。


「聞いてくれるのか、白狼の少年。この獣人を止めて欲しいのだが、、、」

「もちろん。ほら、攻撃をやめてこっちに来て。」

「ちっ、もう少しだったのに。おいゴブリン、しょうもない話だったら、叩き潰すからな。」

「まあ落ち着けよ。それじゃあ、ゴブリンさん話してよ。」

「感謝する、獣人よ。」


そうして始まったゴブリンさんの話によると、現在森の中は、オーガ、オーク、リザードマンという3大勢力での争いが起こっており、ゴブリンさんの住んでる集落も巻き込まれて困っているらしい。そこで、凄く強い俺たちと出会ったので、どうかこの戦いを手伝って欲しいということだった。


「と、いうことなんだが、どうか手伝ってくれないか?」


俺がどうするか迷っているとコーキーたちが話し出した。


「どうする?リオン。俺は面白そうだと思うぞ。」

「僕も、成長出来る機会だと思うよ。」

「まあそうだね、私も手伝っていいよ。」

「うーん、一旦ゴブリンさんの集落に行ってみようか。もし襲われたら、倒せばいいよね。」

「襲うなんてしないさ。それでは、ついてきてくれ。」

そう言って、ゴブリンさんについて集落に行った。


そこで目にしたものは、傷だらけで痩せ細った今にも死にそうなゴブリンたちだった。

何で戦争なんてするんだろうな。力が拮抗しているからこんなになるまで続いているのかな?

俺がそんなことを考えて周りを見ていると、年老いたゴブリンが近寄ってきた。


「助けて下さるそうで、ワシはこの集落の長です。この度は襲ったにも関わらずありがとうございます。」

「いえいえ、自分たちも修行が出来ると思ってのことなので、気になさらないで下さい。確認したいのですが、長さんは名前はないんですか?」

「ワシらに名前なんてありません。ワシら魔物で名前があるのは限られた存在のみなのです」

「うーん、なんか咄嗟に呼ぶ時とか困りません?」

「ワシたちはこれで生きてきたので不便に感じたことはありません。」

「あのさ、俺たちが呼ぶ時に呼びにくいから、長さんと隊長さんに名前を名乗って欲しいんだけど。それはどうしたらいいの?」

「えっ、名前を頂けるのですか?それは素晴らしいことですな。聞いた話なのですが、名付け親となる方の魔力を消費するらしいのです。なので、あまりお勧めはしませんぞ。」

「ふーん、なるほどね。魔力の問題は俺には関係ないと思うからとりあえずやってみようかな。」


アドバイス、感想お待ちしております。


ーーーーーーーーーー

森での争い

オーガ軍vsオーク軍vsリザードマン軍

どの軍が西の森を支配するかを決める争い

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