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是非読んで行ってください。
「アイダさん、リオン君が出てきたみたいだからあと少しだね。」
「ええ、そのようですね。この人たち中々強くなってて驚きましたよ。」
アイダとドクは、3人の転移者を相手にしながら、
戦闘の終わりを感じていた。
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リオンがフィデスと対峙した時まで戻る。
「よお、スペルビア。お前は他の所に加勢してくれ。」
「はい!かしこまりました。」
スペルビアは一瞬で姿を消した。
「初めまして、俺はリオンだ。お前がフィデスだよな?」
「ええ、私がフィデスよ。折角、私が愛を注いだのに皆、あなたの部下に負けてるわ。」
「俺の仲間は強いからな。なんで仲間を奴隷にしてるんだ?」
「え?だって、自分の言う事を聞いてくれる子がいると便利じゃない。」
「そうだよな。支配してる側は皆そう思ってるよな。」
「それに、私がやる事を決めてあげてるんだから人生も楽でしょ?」
「その考えは俺が最も嫌いな考えだ。思い出しただけで殺意が止まらないよ。」
リオンは前世の思い出がフラッシュバックして
自分の感情が抑えられなくなっていた。
あぁ、あいつらはいつも俺に命令してたな。
俺の意見を全て否定してたな。
俺が意見を曲げないと母親と妹を殴ってたな。
たまに優しく接して来たな。
はぁ、中学・高校の頃の俺に力があればな。
俺のような人は増えて欲しくない。
あんな大人はこの世に要らないよな。
「フィデス、お前のような奴はこの世に必要ない。」
「ふふふ、何を言ってるのかしら。吸血鬼の私を殺せるとでも思ってるのかしらね。」
「復活できるなら復活してみろ。お前らは、塵一つ残さん。」
リオンの心情を表すように辺りは嵐となった。
雷がリオンとフィデスに直撃した。
リオンは電気的刺激により反応速度が促進した。
フィデスは電気的刺激により動きが阻害された。
風がフィデスを切り裂き、光がフィデスを焼滅させていた。
フィデスは頭以外が焼滅した。
「ねぇ、ねぇ、あなた?リオンって言ったわよね?私を助けてくれたら、私の部下を好きなだけあげるわよ?どう?」
「はぁ、はぁ、まだそんなこと言うのか。う、ぅぅう、ぅぅゔぁぁ、ワオオオオォォォ!!!」
リオンは巨大な白狼となった。
白狼は、涎を垂らしフィデスを見ていた。
「ねぇ?リオン様?聞いてるの?」
白狼はゆっくりと歩み寄った。
「ね、ねぇ、やめて、な?でもあげるから。ね、ねぇ、だれか、たすけ、、、、、」
白狼は、口を大きく開けバリバリとフィデスを食べた。
「ワオオオオオオオオオォォォォォ!!!」
白狼は、戦闘の音がする方に走った。
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リオンがフィデスを食べたと同時に、
戦場では変化が起きていた。
「くっ!んっ!あっ、、、」
「ちょっ!!!おい、女!なんだお前、突然どうした?」
「はぁはぁはぁ、、、、あ?ん?おい!!!私を縛ってた魔法が解けてるぞ。」
「なんだ、リオン様がフィデスを殺したんだろ。」
「おい、黒鬼。さっきの私は忘れろ!!いいな?」
「あ?なんでだ?急に変な声出すから驚いたが。」
黒丸がそう言うとサクヤは顔を赤くした。
「はぁ、どうしても忘れないと言うならもうひと勝負と行こうか。」
「あぁ、まだまだ暴れ足りないからな。ヤろうぜ。」
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「ヤマトくん、アズサちゃん、私たち解放されたみたい。」
「あぁ、トウヤたちの所に行こうぜ。あいつらも解放されただろうからな。」
「そうね。その前にドクさん、アイダさん、私たちの相手をして下さりありがとうございました。」
『ありがとうございました。』
「気にしないでよ。皆が無事に解放されてよかったよ。」
「ええ、私もそう思います。さぁ、勇者の元に行きますよ。」
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「おい、勇者!大丈夫か?」
「えぇ、大丈夫ですよ。どうやらフィデスが死んだようです。」
「リオン様がやったようだな。」
「しかし、リオンさんの様子がおかしいですね。」
「ん?、、、たしかに変だな。この方向は、、」
「サクヤのいる所ですね。」
「しょうがない主だ。勇者、止めるのを手伝ってくれるか?」
「いいですよ。それと、トウヤで構いません。」
「サンキュー、トウヤ。行くぞ!」
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スペルビアは全ての戦場が大丈夫だと判断すると、
上空からリオンの戦闘を見ていた。
「リオン様の様子がおかしいですね。急に怒りが爆発したようです。一先ず、リオン様を抑えましょう。話を聞くのはそれからですね。」
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