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是非読んで行ってください。


ネモフィラとフリオの周りは、氷の世界となっていた。


「あなた、なかなかやるわね。朱李から聞いた話だととっくに死んでる予定なのよね。」

「これが愛の力だよ。僕の、君と一緒に居たいという気持ちが、君の魔法を打ち消してるんだよ。」


この男、非常に気持ち悪いが腕は確かだな。

騎士というだけあって、剣の扱いも素晴らしい。

朱李が戦った時より、確実に強くなってるわね。

でも、私には及ばないわね。


「愛の力ね、、、これはどう?」

「僕には、君の魔法は効かないよ。」


ネモフィラは、今までと同じように魔法を放った。

フリオは、戦闘が始まってからずっと自分に向かってくる魔法を避けずに魔法をぶつけて対応していた。

ふふ、同じ対応してると痛い目に合うわよ。

ネモフィラは、魔法がフリオに飛んでいくのを見ながら笑った。


「ぐぁ、、、」

「あら、どうしたの?左手が凍ってるわよ。」

「君が何かしたんだろう?僕の魔法の発動が少し遅れたんだ。」

「ふふふ、さぁ、どうかしらね。」

「あぁ、君の愛が僕の愛を上回ったのか。僕の心からの愛を君に捧ぐよ。」


フリオは、氷の棺を作りその中に入った。

暫くすると、それは弾け、水で出来た人間が出てきた。


「驚かせたかな?君が何をしても僕には勝てないよ。」


なるほど、精霊と同化するから精騎士ね。

でも、私が負ける事はないわね。


「奥の手を見せてくれたみたいだけど、あなたでは私に勝てないわ。」

「僕の魔法は、君の愛に、勝て、る、、ま、で、し、、ん、、か、、、し、、、、、」


ネモフィラは、フリオが棺から出てきた瞬間から魔法を使っていた。

時間減速(クロックダウン)】を使い、感覚が脳に伝達されるのを遅らせた。

さらに、外部内部からの干渉を遅らせる効果を乗せた氷に閉じ込めた。


「さようなら、フリオ。氷の中で私のことを思い続けてね。」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「俺の蹴りにここまで対応するとは、なかなかやるな。」

「うふふ、ゴブチョウさんの技は洗練されてるからギリギリよ?ねぇ、私を仲間に入れてくれないかしら?」

「くだらん事を言うな。俺に色仕掛けは効かんぞ?」

「そんなこと言って、さっきから上半身には攻撃してないくせに。」


ゴブチョウは、進化した時に1つ決意していた。

リオンや仲間、街を守るためなら女性に攻撃をするが

絶対に傷を残さず、絶対に殺さないと決意していた。

ふむ、この考え方はリオン様のモノか。

何とも甘いが、仕方ないな。

朱李殿やコーキー殿あたりは問答無用で殺すでしょうね。


「ああ、俺の決意だ。俺は女性に傷を付けんし、殺さない。」

「うふふ、ゴブチョウさんは優しいのね。それじゃあどうするの?」

「諦めて貰うほかあるまいよ。」

「ねぇ?私を仲間に入れるって選択肢はないの?」

「なぜ仲間になりたいのだ?貴殿ら人間は、街に少ないぞ?生きて行くのは大変だぞ?」

「私たちは、フィデスの奴隷のようなものなの。ゴブチョウさんの主人はそんな人たちを解放するんでしょ?だから、私も解放して欲しいの。ダメかしら?」

「なるほどな。だが、それが事実とは限らん。」

「そうねぇ、証明のしようがないわね。」


ゴブチョウがティナと話しているとそこに乱入する者がいた。


「ティナ、私を裏切るの?そんな子は生かしておけないよ。」


ティナの胸を一筋の光が通り、胸には穴が空いていた。

ティナは、血を吐き倒れた。


「あらら、フィデス様にばれちゃいましたか。ゴブチョウさん、逃げた方がいいわよ?」

「喋るのをやめなさい。今すぐ街に連れて行きます。暫くの辛抱です。」

「ゴブチョウ殿、その女を街にいれて大丈夫なのですか?」

「スペルビア殿、何かあれば俺の命で。」

「では、さっさと連れて行きなさい。フィデスは、私が相手をしますから。」


アドバイス、感想お待ちしております。


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