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3-42

是非読んで行ってください。


ゼルは、コーキーと数度打ち合い力で負けていると悟ると魔法メインの攻撃に変えた。

コーキーは、ゼルの放つ魔法を避けるでも、

叩き斬るでもなく全て受けていた。


「やはり獣人は大したことありませんね。力の強さは認めますが、それだけです。」


ゼルの攻撃方法は、土で縛った所や地震を起こしてフラついている所に魔法を打ち込んでいた。

コーキーは、土に囚われていた。


「おっさん、攻撃は終わりか?試しに受けてみたが、期待外れにも程があるぞ。」

「おや?まだ生きてましたか。他の獣人とは違うようですね。しかし、ここまでコケにされて黙っている訳にはいきませんね。」


ゼルがそう言うと、大量の土人形が現れた。

その人形たちは、球体関節で出来ており自由自在に体を動かしていた。


「泥遊びで俺に傷を付けれる訳ないだろ。そんなの一振りで終いだ。」

「慌てないでください、まだ完成してないのですから。私は前回、朱李という方に負けました。それから、毎日訓練をし試行錯誤しておりました。それが先日の"王の牙"との戦闘で開花しました。」


ゼルが作り出した人形が合体して3体になった。

3体の魔力密度は先程の人形たちとは比べ物にならなくなっていた。

さらに、ゼルの姿も変化していた。

体の周りを鉱石で覆い、2倍程になっていた。


「ふん、人形一体当りの魔力は上がったが、俺の相手にならんことは変わりないぞ?それと、おっさんの姿はなんだ?」

「私は精騎士です、契約している精霊ノームとの親和性が上がったことで出来ることが増えたんですよ。私と人形は強いですよ。」

「よく分からんが、強いと言うならそれを証明してみろよ。」


ゼルと3体のゴーレムは、一気にコーキーを囲んだ。

その動きは、よく連携が取れており抜け出すのは至難の業だろう。

4方向からの攻撃は、確実にコーキーを削っていた。

1方向を防がれたら、3方向から同時に攻撃をしていた。

さらに、ゴーレムの硬度がダイヤモンド程であり、

一撃で骨が軋み、衝撃は内側まで届いていた。

なるほどな、確かにこのおっさんは強いな。

カルラとリオックから扱かれる前だったらやばかったな。

あの2人に比べると攻撃の重さも速度も数段劣るな。

取り敢えず、一体ずつ処理するか。


「なあ、これが全力なのか?」

「あなたはこれ以上やられたいのですか?」

「いや、これはただの確認だ。全力を出す前に死んだら後悔するだろ?」

「強がりはやめなさい、この状況で何を言っても格好悪いですよ。しかし、そうですね。残念ながらこれが私の全力です。」

「そうか。じゃ、俺も本気でやってやる。これまで亜人を弄んだ罰を受けろ。」


コーキーは、目の前のゴーレムの関節にある球を砕いた。

そのゴーレムの頭を潰し、ゴーレム包囲網から一気飛び出した。

コーキーは振り返ると、迫ってくる1体目のゴーレムを一刀両断にした。

2体目は腕だけ獣化して切り裂いた。


「よし、後はおっさんだけだな。」

「私の最高傑作がこうも簡単に壊されるとは思いませんでした。しかし、私にはその刃と爪は届きません。」

「あ?届いてんぞ?」


コーキーはゼルが喋り出すと同時に一気に詰め、

大剣を振り下ろし、ゼルが纏っていたダイヤの鎧を切り裂いた。

ゼルの首には、コーキーの爪が当てられていた。


「なっ!いつの間に!!」

「おっさんは強かったぞ。だけど、亜人の扱いを改めないとな。次に生まれる時は、敵じゃなくライバルになろうぜ。」


コーキーはゼルの首を切り裂いた。


「ふぅ、後はキールたちのとこを見に行くか。殺し過ぎは止めないとな。」


アドバイス、感想お待ちしております。


ーーーーーーーーーー

コーキー

熊の獣人。男。武器は大剣と自分の体。

筋骨隆々。


キール

鬼突隊に所属する鬼人。男。

コーキーと仲良い。

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