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是非読んで行ってください。
外に出ると、巨大な竜が暴れているのが見えた。
あの女、いつの間に仕掛けたんでしょうか。
スペルビアの近くには黒丸が居た。
「黒丸殿、あの竜はどうしたんですか?」
「突然現れやがったんだ。さっさと討伐しねーと街がめちゃくちゃにされる。」
「これは私の失敗ですので私が滅ぼしてきます。」
「おい!!くそ、1人で行きやがって。ドク、幹部を集めろ。さすがにあのデカさを1人では無理だろ。」
「分かった。街の守りは部下に任せていいよね?」
「ああ、リズから聞いた話だとそれで大丈夫だろ。」
スペルビアは竜の目の前へと飛び、幹部も竜に向かって行動を始めた。
駄竜、よくも私の邪魔をしてくれましたね。
まずはここから離れて貰います。
スペルビアが竜の顔を蹴ると巨体が嘘のように飛んでいった。
それを見ていた街の人は驚いて声も出なかった。
ふむ、この辺りなら大丈夫でしょう。
スペルビアの目の前には、草原で血を垂らす竜が居た。
どうやら自我もないただ巨大なだけのようですね。
これなら蹴り続けるだけで殺せますが、
それでは面白くありませんね。どうしましょうか。
スペルビアが考えている途中も竜は暴れ続け、
火の玉が飛びかい、草原は荒野と成り果てた。
これだけ大きいと燃やすと周りへの被害が凄いですし、切りましょうか。
スペルビアがそう言うと、掌を足元に向けた。
足元から漆黒の剣が出てきた。
久しぶりの剣ですし、暴れられたら面倒ですね。
浮かせてきりましょうか。
荒野と化した場所で暴れ続けていた竜が空中でジタバタとしていた。
スペルビアは竜を末端から切り進めた。
切ると同時に傷口を焼いて止血もしていた。
街からの増援が来る頃には竜の体の一部と思わしきモノが散乱し、血が浮いていた。
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黒丸たちはスペルビアが切りまくってる途中で到着した。
「おいおい、なんで浮いてるんだ?」
「僕には何かの魔法ってことしか分からないよ。それにあの人、剣で切ったっぽいよ。」
「なんで普通のサイズの剣であれが切れるんだ?俺には出来ねーぞ。」
「ねぇ、僕たちが来た意味あったのかな?」
ん?どうやら来て下さったようですね。
優しいですね。
「皆さん、ありがとうございます。どうやらこの竜人が核となっていたようですよ。」
スペルビアは1人の竜人をみんなの前にだした。
「ドライさん、、、なんでこんなことを。」
「アイダ殿、この竜人は街の者だったんですか?」
「はい、私がまだリザードマンだった頃は族長の側近をしていました。」
「なるほど、不満があった者ですか。」
しかも、私と同じ名前とは中々面白いですね。ふふふ
「昔とは、比べるまでもなく良い暮らしをさせて貰ってますから不満などないと部下から話を聞かなかった私の怠慢ですね。スペルビアさんありがとうございます。」
「スペルビア、お前がいてくれて助かったぜ。俺たちだけだったらもう少し被害が出たぞ。ありがとな。」
「いえいえ、私は私の仕事をしたまでですので。それで、被害とは?」
「ああ、大したことはない。こいつが暴れたときに吹っ飛ばされて怪我した奴が数名いるだけだ。」
「黒丸くん、大怪我なんだから大したことあるよ。」
「そうですか、死者がいなくて安心しました。この血はどうしたら良いでしょうか?」
その場に突然1人分の気配が増えたので、全員が振り向いた。
そこには、少し息を乱した黄蓮が立っていた。
「リオン様がもう少しで戻られるので、そのままで待てるか?」
「ええ、可能ですよ黄蓮殿。向こうは無事に済んだのですか?」
「それはリオン様に聞け。」
「それもそうですね。街に戻りますか?」
「そうだな。リズたちが心配してるだろうからな。」
アドバイス、感想お待ちしております。
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