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3-27

是非読んで言ってください。


スペルビアを前にしたビッグたちはまだ諦めていなかった。


「フローグ、お前は遠距離から撃ち続けろ。俺が近距離で戦う。2人でこいつを殺すぞ。」

「ああ、俺とビッグの兄貴の連携から逃れられる奴はいねーよ。」

「ふふ、実力差が分からないとは哀れな人たちです。それより、ほら、攻撃してきて下さいよ。」


スペルビアは、両手を広げて挑発した。


「気味の悪い魔力と魔物がいきなり消えたんで驚いたが、大したことねーよ。ヤイトってやつの方がまだ強いな。」


ヤイト殿と言えばリオン様の近くにいた者ですね。

リオン様の部下の方たちとは、戦ってみたいですね。

楽しい戦いが出来そうです。

まあ、負けませんけど。ふふふ


「私はここから5分間、動かないので攻撃をしてください。」

「ふざけやがって、俺様を舐めんな。」


ビッグは腕や足をインパクトの瞬間に巨大化させ、

フローグは攻撃の合間に何かを撃ち込んでいた。

スペルビアは5分間、2人からの攻撃を避けず全て受けていた。

その結果、大きく吹き飛ばされていた。


「どうした?死んだか?優男。」


そろそろ5分ですね。

単調な攻撃で面白さのかけらもなかったですね。


「まずは大きいあなたからです。」


スペルビアは元の綺麗な姿でビッグの前に現れた。

巨大化とは、あんまり使うことは無い能力ですね。

しかも、以前出会った者の方が上手く使えてましたし。

この能力はこうやってつかうんですよ。

スペルビアは自分の体でなく足元の小石を大きくしそのまま潰した。


「次は蛙の番ですが、出てきてください。」


そう言うと後頭部に飛んできた舌を

掴み引きちぎり弾丸を打ち込んで四散させた。

この蛙は擬態だけは素晴らかったですね。

フローグは伸縮自在な舌を弾丸のように撃ち出していた。

スペルビアはこの攻撃を元に拳銃を作っていた。

拳銃は、白銀色のデザートイーグルのようだった。


「これは、なかなか使いやすいですね。」

「スペルビアってなんでも出来るの?」

「何でもは出来ません。今回見せた2つの力とある程度の魔法、格闘術が使える程度ですよ。」

「ふーん、じゃあ今のを説明してよ。」

「今のは【悪夢(エンペラータイム)】といい、暫く観察することで私に最適化された状態で使えるようになるんです。」

「は?全く意味が分からないよ。」

「【悪夢(エンペラータイム)】は元々使えたのでこれを使って遊んでいたら、いつの間にか【恐怖世界(テラーワールド)】が使えるようになってました。」

「そっかそっか。それじゃあ赤髪の人とおっきい人を連れて帰ろうか。」

「おや、巨大化する彼は生きていましたか。」

「うん、ギリギリ生きてたから私が応急処置しといたの。さすがに赤髪の人だけの情報だと怖いじゃん?」

「なるほど、ありがとうございます、リズ殿。2人は私が運びます。街についたらすぐに話を聞きましょうか。」

「じゃあ先に戻って何人か集めとくね。」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


スペルビアは街の刑務所に2人を運んだ。


「私は女の方から話を聞きます。そちらの男性は任せます。」

「それじゃあ、私とネモフィラでやるよ。いい?」

「私は構わないわよ。」

「よーし、色々吐かせるぞー。」


こうして襲撃者2人の取り調べが始まった。


「あなたは、誰の部下なんですか?予想は出来てますが。」

「僕はラース様の右腕さ。リオンは2度も僕たちの邪魔をしたからね。街を滅茶苦茶にしに来たんだ。」

「やはりあの女の部下でしたか。しかし、リオン様を呼び捨てにするとは、殺して欲しいのですか?」


2人のいる部屋がスペルビアの殺気で満たされた。


「ぎひひ、私を殺さなかったこと後悔しな。」


タイリーはそう言うと、力なく俯いた。

チッ、死にましたか。

あの女が好きそうなやり方ですね。


アドバイス、感想お待ちしております。


ーーーーーーーーーー

スペルビアの固有能力

悪夢(エンペラータイム)

相手の術を暫く観察することで自分に最適化された状態で使える。自分の技術と相手の技術により観察時間は変化する。

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