3-15
是非読んで行ってください。
街"ベーテ"の入り口の門に、見張りを任された戦闘員がいた。
「おい、凄い速さで近付いてくるやつがいるぞ。」
「もっと冷静に気配を探れ、これはリオン様だぞ。」
「本当だ!!凄く久し振りだな。おい、朱李様達に伝えて来い。」
それからすぐにリオンは門に到着した。
「リオン様、ヤイト様お帰りなさいませ。急いでらしたようですが、どうなさいましたか?」
「ただいま、キア、キカ。ロロってエルフがどこにいるか分かるか?」
「えっと、、、」
門番が答えに詰まっていると、朱李が現れた。
「リオン様、俺が分かるんで連れて行きますよ。」
「久し振りだな朱李。それじゃあ、よろしくな。キアたちもありがとね。」
俺は朱李に連れられて一軒家を訪れた。
街には大量にある一軒家だ。
「ここがロロと母親に住んで貰ってる家です。」
俺は朱李に礼を言うと、扉をノックして、
「すいませーん、ロロさんはいらっしゃいますか?確認したいことがあるのでお邪魔したいんですけど。」
と、問いかけた。すると中から女性の声で返事が返って来た。しばらく待っていると、
「お待たせしました。私はロロの母のルーシィです。ロロはもう少しで帰ってくると思いますから、上がられますか?」
「俺はリオンです。それでは、お邪魔させて頂きます。」
3人が上がると、ルーシィさんは色々と準備をしてくれていたようで次々と出てきた。
「それでは、ここで寛いでください。次は飲み物を持ってきますね。」
「全然、大丈夫ですよ。それよりお聞きしたいことがあるんですけど、いいですか?」
「はい、なんでしょうか?」
「ルーシィさん達は人間に襲われたと聞いたんですけど、どのような人でした?」
「鎧を着てました。かなり強い人間が2人いました。その2人を抑えるためにキイルは、、、」
その騎士たちは絶対に許せんな。
あまりにも他種族を舐めている。
「お悔やみ申し上げます。それで、どこの国か分かりますか?」
「恐らくですが、ラマン王国の騎士団です。」
そんな会話をしていると、玄関が開く音がした。
「お袋、帰ったぞ。客が来てるのか?」
そう言ってエルフの男が入ってきた。
その男を見て、俺は安堵した。
「君がロロかな?」
「ああ、お前は誰だ?なんで笑ってんだよ。」
「俺はヒナタ、久し振りだなケイタ。」
リオンは日本語でそう言った。ロロは驚いた表情をし、他の人は不思議そうな顔をした。
「おい、お前ヒナタなのか?腕の印はどうした?」
「ああ、今はリオンだからよろしく。印は色々あって忘れてた。あははは、、、信じられないなら何でも質問に答えるよ?」
「お前がリオン様かよ。それじゃあ、俺らの高校は?」
「〇〇高校、部活は陸上部で元カノの名前は〇〇と〇〇。えっと、他には、、、」
「いや、もういい。信じる。久し振りだな、お前の作った街に俺たちは救われたんだぜ。サンキューな。」
「お前が生きててくれてよかったよ。それでロロ、どうする?力を貸すよ?」
「俺は復讐を考えている。だが、お前を巻き込むのは申し訳ない、、、」
「何言ってんだ、親友だろ?」
「だったら、家族のこととか相談してくれても良かっただろう?」
くっ、確かにな。
だが、あの頃の俺には無理だったんだよな。
「いや、それはそうなんだがなんか言い辛くてな。」
「まぁ、前のことはいいさ。力を借りるとする。」
「俺も人間の国に用があるからね。それも同時に進めようかな。」
「相変わらずお前は、、、」
「なんだよ?文句あるのか?」
「ハハハ、ないな。昔みたいで楽しいな。」
そう言ったロロは涙を浮かべていた。
アドバイス、感想お待ちしております。
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ロロ・スライト
エルフ。男。魔法なんでも使える。
リオンと転移してきた。
ルーシィ・スライト
エルフ。女。ロロの母。火の精霊と契約。
火、土得意。




