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3-10


是非読んでいってください。


体調崩してました。


「カイル校長、今回の野営訓練で魔物の軍勢に襲われました。生存者は恐らくここに居る者だけです。」


俺と共に国都に戻って来たのは、参加者63人中15人だった。

正直、これだけしか救えなかったことは悔しい。


「なんだって!!?君が居てこれだけしか生き残れない程強かったのかい?」

「そうですね、魔物たちの接近が上手く、更に生徒たちの魔法をメインに戦いさえしなければもう少しは救えたでしょう。しかし、魔物たちが強かったのも事実です。」

「そう、ですか。これだけの生徒を救えて良かったです。」


ヤイトが具体的に襲撃されたことを話し終わったところでとある生徒が口を開いた。


「あの、私、蜘蛛のような化け物がヤイトさんになるのを見たんですけど、、」


それを聞いた俺とヤイトはピクリと反応してしまった。

はぁ、これはタイミングが最悪だな。

どうしたもんかね。正直に言うしかないよな。


「リオン先生、どういうことか説明してもらえるかい?」

「ヤイトは元アラクネの魔物だ。だが人を襲うことは絶対にない。これまで黙っていてすまなかった。」

「そうですか。しかし襲わないと言うのを信じろというのは難しいですよ?」


校長からヤイトへ凄まじい殺気が放たれた。

それに反射的に俺も殺気を出してしまった。


「ああ、分かっている。信じられないならここから離れる。」


生徒たちは2人の殺気に腰を抜かし震えていた。

うん、本当に申し訳ないな。大人げないな。


「いえ、十分です。それよりリオン先生はヤイトさんに名付けをしたんですね。」

「ああ、ヤイトの力が必要だったからな。」

「危険なことをしましたね。」

「俺にとっては危険なことではない。自分自身に相応の力が無いものが行うことが危険なんだ。」

「生徒の皆さんには申し訳ないことをしましたね。」

「そうだな。俺もすまなかった。大人がなかったな。」

「い、いえ、大丈夫です。」


生徒を代表してルーナが答えた。

そのルーナもまだ震えていた。


「お前たちは、俺とヤイトのことはいいのか?」

「私たちはリオンさんとヤイトさんが居なかったら死んでいました。なのでお2人を信じます。」


ルーナの言葉に他の生徒も頷いていた。

こいつらは目の前で魔物に友達を殺されただろうに、凄いやつらだな。


「襲撃の話は、国王様に伝えておきますね。もちろんリオンさんとヤイトさんのことは詳しくは伝えません。面倒なことになりそうですので。」

「そうしてくれると助かる。」

「私のために申し訳ありません。」


俺とヤイトは2人で頭を下げた。

魔物に名付けをしたことがバレたら面倒ごとになるに決まっているからな。


「いえいえ、校長として当然ですよ。それより皆さん疲れたでしょう。暫く学校を休みにします。ゆっくり休んでください。」


校長のその言葉で解散となった。俺たちはそれぞれ家へと帰った。


「リオン様、私は修行をしようと思います。今回の襲撃で自分の力不足を感じました。」

「そうだな。これからは争いが増えるだろうからな。教師としてのやることが無くなったらベーテに戻るとするか。」


俺とヤイトはそれからすぐに眠りについた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「タイリー様、戻りました。」

「おつかれ、ビッグ。どんな感じ?」

「犠牲は多く出ましたが、大幅に力が上昇しました。特にこいつが上昇しました。」

「そうみたいだね。それじゃその子に名前をあげるよ。ビッグと協力してもっと力を付けてね、フローグ。」

「ありがとうございます、タイリー様。グワグワグワ、力が湧いてきます。」

「それじゃ2人ともこれからもよろしく。」


タイリーはそれだけ言うと2人の前から消えた。



アドバイス、感想お待ちしております。


ーーーーーーーーーー

フローグ

蛙の魔物。

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