閑話休題
是非読んでいってください。
ロロの話。
「ノーム、サポートを頼むぞ。【簡単に死ぬなよ?】」
キイルがそう言うと、大きな揺れと共に騎士の体が裂けた。
「ヒヒヒ、そんな魔法で死ぬやつは王国には要らんな。【燃えろ】」
シンは、死んだ騎士とキイルに向けて魔法を打った。その魔法をキイルは、土で相殺した。
「おい、シン!無駄な魔法は使うな。」
「別にいいだろ。それより、オールも攻撃しろよ。」
「俺は、残った奴らを強化します。」
「ヒヒヒ、こいつらもかわいそうだな。」
「さっさとこのエルフ殺して、女エルフのとこに行きましょう。【食い散らかしなさい】」
オールに言われたシン以外の騎士は、よだれを垂らしながらキイルに襲いかかった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
一方、ルーシィとロロは、必死に逃げようとしていた。
「あの人が命を掛けてくれたんだから、絶対に生きないとね。」
ルーシィは、背中に大火傷を負いながらも立ち上がりロロを抱いて走り出した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ちっ、面倒だな。」
キイルは、強化された騎士に苦戦していた。騎士は首や四肢を落としたり、心臓を貫くと爆発するので簡単には殺せなかった。
「ヒヒヒ、ほらほらどうした?そんなもんか?」
「調子に乗るな、人間め。すぐに殺してやる。
【とりあえず、お前らからだ。】」
キイルは、オールに強化された騎士を風で覆い、その周りをさらに土で覆った。中では、騎士の首が飛び、次々と爆発が起こった。
「ヒヒヒ、今ので結構消費したな。そろそろ終いか。」
「なあシン、こいつの力は使えるんじゃありませんか?」
「女エルフたちの絶望した顔を見るために、こいつは殺すんだよ。ヒヒヒヒ」
「お前ら相手にはこれくらいで丁度いいんだ。」
キイルは、土、風、光の魔法を駆使して2人を相手に戦った。
まさに激闘だった。1対2しかも、魔力が限界近い状態で戦ったキイルは凄まじかった。
「あそこからこんなに粘るとは、限界はとうに迎えてるでしょうに。」
「オール、俺はもう飽きたわ。先に帰ってもいいか?」
「ダメです。これだけ死んだんだ、あの方になんの手土産もないなどあり得ません。」
「はぁー、オールは真面目だ。真面目すぎる。」
「お前がさっさと本気を出せば終わっていたでしょう。」
残った騎士2人がそんな話をしていると、
「そろそろ、終わりにするか。あいつらも逃げ切れるだろうからな。」
「やっと死ぬ覚悟が出来たか。ヒヒヒ」
「ああ、だがお前らには殺されん。ノーム、今までありがとうな。
【これで、死んでくれると助かる。】」
「チッ、走れオール!!」
「分かってる!!」
キイルは、自分の魔力を暴走させて大爆発を起こした。周囲1キロは人が入れない土地となった。
「ヒヒヒ、自爆とは面白い最後だったな。」
「はぁー、これで手土産は無くなったな。」
「エルフの1人や2人どうでもいいだろ。それよりさっさと帰ろうぜ。」
こうして、騎士2人は王国に帰った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「はぁはぁ、街かしら?だれか、、、」
ルーシィはとある街の入り口で倒れた。それからしばらく経つと、
「おい、人が倒れているぞ!女の方はひどい怪我だ。」
「これは、エルフの親子か?とりあえず、診療所に運び込む。お前はルウ殿たちを呼んでこい。」
「分かった。」
2人を見つけた者たちは、慌ただしく動きだした。
アドバイス、感想お待ちしております。
ーーーーーーーーーー
オール
シンと同じ地位。人間にしては強すぎる。
あの方
シンとオールの上司。王国にいる。
キイルが使った魔法
【テラモート】
精霊との連携で、通常の魔法より強力な地震を起こす。
【カマイタチ】
カマイタチで切る。
【魔力暴走】
自身の魔力が暴走して、大爆発を起こす。
シンが使った魔法
【黒炎】
あらゆる物を燃やす、黒い炎。
オールが使った魔法
【王の盾】
自分より弱い者を操れる。対象は、残りの寿命分の強化をされる。最後は死ぬ。




