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是非読んでいって下さい。
入学試験から合否発表の日まで、俺とヤイトは再び荒稼ぎした。
正直、もう冒険者ギルドに行きたくない。いつのまにか、白い悪魔と呼ばれて有名になっていた。
その結果、色んな人からパーティに勧誘され面倒くさかったのだ。
そんな冒険者生活も終わり、合否発表の日となった。
「リオン様、私も一緒に行きます。」
「えー、保護者同伴なんて恥ずかしいんだけど。」
「行きます!!私は、合格の瞬間をしっかりと目に焼き付けなければいけないのです。」
「はいはい、それじゃあ行こうか。」
俺は渋々とヤイトの同伴を許して学校に向かった。
学校の合否発表の掲示板前にて、
「リオン様、すぐに学校長の首を持って参ります。」
「落ち着いてくれ、ヤイト。別に不合格だからと言って、困ることはない。少々ショックだが、人間に奴隷にされた者たちをすぐに救えると思うと、むしろ不合格でよかったくらいだ。」
「くっ、リオン様がよろしいのでしたら私もそれでいいです。」
そんな会話をしていると、俺の実技試験の試験官がやってきた。
「リオンくん、ですよね?俺は、教師のグライドと言います。学校長がお呼びですので、来て頂けませんか?」
「グライド殿、どのような用件かお聞きしてもよろしいですか?」
「リオンくんの不合格についてのお話です。」
「なるほど、今すぐに行きます。 リオン様、行きましょう。」
「それじゃあ、グライドさんに付いて行けばいいですか?」
「はい、俺に付いてきてください。」
「校長、連れて参りました。」
「入ってくれていいよー。」
「失礼します。」
校長は、50代くらいの人間の男性だった。
「人間がこんなところに居て驚いたかい?」
「ええ、少し予想外でしたので。グライドさんの態度を見る感じでは、凄く信頼されてるようですね。」
「ははは、それでは改めて。私は学校長のカイル・セトだ。今回、リオンくんにはこの学校で教師として働いて貰いたく思い、ここに呼んだ。」
「え、教師ですか?教えたことなんてほとんどないですよ?それに、もう次の予定は決まってるんですよ。」
「補助をつけるのでそんなに難しく考えなくて大丈夫だよ。予定か、、それでは、この学校に入学して卒業するまでの3年間だけ、ということでどうだ?」
「うーん、、補助の代わりにヤイトを雇うのと、住居を提供して貰えるのなら、お受けします。」
「うむ、それで構わんよ。」
「それで、俺は何を教えたらいいんですか?」
「リオンくんには、今年入学する生徒の魔法の授業を担当して欲しい。そして、出来たら無詠唱を教え込んで欲しい。」
「なるほど。教えるのは構いませんが、生徒が会得出来なくても給料を減らしたりしないでくださいね?」
「はははは、そんなことはせんさ。それでは、週明けから頼んだぞ。」
こうして、俺の教師としての生活がはじまろうとしていた。
アドバイス、感想お待ちしております。
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カイル・セト
国都の学校の校長。50代の人間。男。
グライド
国都の学校の教師。30代。男。熊の獣人。




