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3-2


是非読んでいって下さい。


とうとう、俺の入学試験の日がやって来た。


「リオン様、忘れ物はありませんか?」

「うん、大丈夫だよ。それじゃあ、ヤイトは合格を祈っててね。」

「ご武運を。」


俺は1人で宿を出て、学校へと向かった。

今日は、幼い獣人が多いな。

これが全部受験生か、都会はすごいな。


「へーー、受験する人は多いんだな。さすがにこれだけ居ると不安になるな。」


俺は立ち止まって、キョロキョロしていた。

すると、後ろから声がかかった。


「ちょっとすいません、進んでもらってもいいですか?」


突然話しかけられ、驚いて振り向くと人だかりが出来ていた。


「おっと、入り口で止まってしまい申し訳ありません。あまりの人数に固まってました。」

俺はささっと通路の端に移動して頭を下げた。


「ふぅー、落ち着け俺。絶対に受かる。」


そう呟き、頬を叩いて気合いを入れて筆記試験の会場に向かった。席に着くと隣から話しかけられた。


「あら、さっきの白狼さんではないですか。少しは落ち着きましたか?」

「はい、先程は助かりました。俺はリオンと言います。」

「ルーナです。合格出来たら、一緒に頑張りましょう。」


俺たちが自己紹介を終えると、試験官が入ってきた。


「みんな、静かにしてくれ。これから、問題を配る。手元に来たら、始めて貰って構わない。試験時間は最大で1時間、解き終わった者は途中で退室して構わない。」


こうして、筆記試験が始まった。内容は、国の歴史、計算問題、魔法関連だった。俺は、早々に終えて退室しており、食堂でご飯を食べていた。


「リオンさん、退室するのが早かったけれど大丈夫なのですか?」

「うーん、たぶん問題ないと思うよ。簡単過ぎて驚いたくらいだよ。ルーナは出来た?」

「簡単過ぎるとは思いませんでしたが、私も問題は無いと思います。」

「それは良かった。それより、この食堂のご飯美味しいよ?ルーナも食べた方がいいよ。」


俺たちは実技試験が近くなるまで、食堂で時間を潰した。

筆記の問題について話したり、得意な魔法について話した。


「それじゃ、実技も頑張ろうね。」

「ええ、絶対に合格します。リオンさんも合格して下さいね。」


俺は実技試験の会場に向かった。

試験内容は、それぞれ得意な魔法を的に向かって放つ、簡単なものだった。

俺は、試験が始まって直ぐに凍りついた。

えっ!!?魔法ってあんな詩人みたいなことを言うのか?いや、さすがに一部の人だけだよな、、

そして、2人目、3人目と見て行くが皆、似たようなものだった。

人は人、俺は俺だ。いつも通りやろう。

風と光どっちがいいだろうか。

派手さは変わらないか、場所的には風かな。


「じゃあ、次の人前に出て。」

「はい。」


返事をして、前に出て数秒間黙って考えていたら


「ちょっと君、早く始めなさい。」


そう注意をされた。


「あっ、すいません。すぐにやります。これで行くか。(【天転】)」


リオンがそう言うと、会場を強風が襲った。


「ちょっ、君、何だこれは!」

「まだ終わってませんよ。これからです。」


そうすると、的を囲むように竜巻が現れた。そして、激しい音を立てたかと思うと、的と共に消えていた。


「これで、終わりです。」

「そ、そうか。それじゃあ今日はもういいぞ。」

「分かりました。ありがとうございました。」


そうして、俺は試験会場から出て、宿まで真っ直ぐ帰った。


リオンが帰った後の会場で残りの受験生たちは、


「おい、さっきのやつやばくないか?あんなの1人で出来るのか?それに、詠唱なんてしてなかったぞ。」

「確かにしてなかったな。不正か?」

「はぁー、俺は一先ず不正と思うことにするわ。」

「俺も」「僕も」「私も」


とこんな会話をしていた。



アドバイス、感想お待ちしております。


ーーーーーーーーーー

ルーナ

黒ウサギの獣人。


リオンが使った魔法

【天転】

風で暖かい空気を集めて雷雲を作る。

雲を動かして太陽が見えるようにしたりできる。

竜巻を起こせる。


魔法

リオンの仲間や家族は、起こしたい現象を思い浮かべ、魔素や魔力を変換して魔法を使っている。

多くの人間や獣人は詠唱して使っている。

同じ魔法なら詠唱が違っても、大体の効果は同じ。



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