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是非読んで行ってください。
「ここが、国都かー。」
俺がキョロキョロと周りを見渡していると、ヤイトが話しかけてきた。
「色々な人がいますが、リオン様と同じ白狼の方はいませんね。珍しいのでしょうか?」
「どうなんだろうな。それより、試験までどうしようか。」
「それですね、街を探索してみましょう。何か面白いモノがあるかもしれません。」
俺たちは国都をブラブラと歩き回り、その途中で外まで喧騒が聞こえる建物を見つけた。
「リオン様、この大きな建物は何ですかね?」
「うーん、、母さんが言ってた冒険者ギルドってやつかもね。入ってみるか?」
「入ってみましょう。この騒がしさはベーテを思い出します。」
中には人が大勢おり、俺たちが入ってきたことに気付くこともなく騒ぎ続けていた。
「とりあえず、受付に行ってみようか。」
2人で受付のような、カウンターへと向かった。
「すみません、ここは冒険者ギルドで合ってますか?」
「ええ、合っていますよ。本日はどのようなご用件ですか?登録ですか?依頼ですか?」
「えっと、登録することの利点ってあるんですか?」
「ギルドの会員証が身分証となるので、どこの国も入ることが簡単です。さらに、運と実力があれば王に仕えることも可能です。しかし、私たちギルドは他国、特に人間の国に行くことはお勧めしません。それは我ら獣人を多くの人間は、人として見ていません。なので、襲われて奴隷にされることが多いのです。」
うん、事前に聞いていたことと一致するな。
「それじゃあ、2人分の登録をお願いします。」
「それでは、こちらに記入をお願いします。」
2人は出された紙にスラスラと文字を書いて、受付に渡した。
「しばらくお待ちください。」
俺とヤイトは、会員証が出来るまで周りの冒険者を見て待った。
「お待たせしました。こちらが会員証となります。依頼は、あの板に貼ってあります。どの依頼も受ける事が出来ますが、自分の力に見合った依頼をお受けください。」
「受付さん、会員証が剥奪されることってあるの?」
「ほとんどありません。度重なる問題行動や罪を犯すことで、剥奪されます。行動には注意してください。」
「分かりました。色々と教えて下さり、ありがとうございました。」
2人は頭を下げてギルドから出た。
「ヤイト、これからどうしようか。今のところお金はあるからね。依頼を受けるのは明日からにして、とりあえず宿屋に行こうか。」
2人は、国都にいる間は食事付の平凡な宿に泊まることになっていた。
「入学出来たら、休日は依頼を受けてお金を稼ごう。この辺の討伐依頼なら、何の問題も無さそうだかね。俺が学校に行っている間は、ヤイトの好きに過ごしていいからね。」
「かしこまりました。」
奴隷か、早く解放してあげたいな。
やっぱり自分の人生を歩んで欲しいもんね。
リオンがそんなことを考えていたら、
「リオン様、試験の日まではどのような依頼を受けますか?」
「最も簡単な依頼からどんどん難易度を上げていこう。その中で最も効率がいい依頼を見つけよう。」
2人は試験までの3日間、ギルドに通いお金を稼ぎまくった。その結果、冒険者からは"白い悪魔"と呼ばれらようになった。
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冒険者
自分のレベルに合った依頼を受ける。死んでも自己責任。
お金
銅貨。銀貨(銅貨1000枚)。金貨(銀貨1000枚)。純金貨(金貨10枚)。
銅貨1枚で1円。
人間の国
獣人、エルフ、ドワーフを性奴隷や肉体労働を目的に捕まえる。




