2-21
是非読んで行ってください。
森の争い終結。
「なぁ黄蓮、各軍の捕虜の中で1番偉い奴って誰か分かる?」
「こいつが、リザードマンの王の側にいた者です。オークの方は、どいつも変わりません。」
黄蓮が指したリザードマンは、酷く怯えて震えていた。
最も情報を知ってそうな奴がこの状態か。
期待はできないな。
「リザードマンさん、少し聞きたいことがあるんだけど大丈夫?」
「は、はい、だ、だだ、だ、だい、大丈夫です。」
「全然、大丈夫じゃなさそうなんだけど。えっと、リザードマンで名前があったのは何人?」
「え、えっと、5人です。」
「それで、その5人は今どうしてるか分かる?」
「ひ、1人はオーガ軍の拠点を襲いに行きました。は、他の、4人は、わ、わ、分かりません。」
「ふーむ、じゃあ他のリザードマンの中で知ってるって人いる?」
「はい!私、見ました。4人の中の3人が大きくなってました。」
「うん、ありがとう。」
あと1人か。
巨大化した姿はぐちゃぐちゃになってるしな。
すぐに分かればいいんだがな。
「じゃあオークで、名前があったのは何人?」
「はい、6人だったと思います。その中の2人がオーガの拠点を襲いに行きました。」
「残りの4人が今どうなってるか分かってる?」
「名前があったものは、全員巨大化して暴れました。」
「なるほどね、ありがとう。助かったよ。」
これでリザードマンの1人さえ見つかれば安心かな?
リオンが1人で納得していると、
「リオン様、今ので何が分かったんですか?」
「うん、今からそれについて話すよ。朱李たちの仇についても、同時に話すね。」
俺はタイリーという赤い髪の女魔族のこと、
タイリーに名前を付けられた者が暴れた恐れがあるということ、
そしてこの森の争いをタイリーが引き起こしたことを朱李たち全員に伝えた。
「なるほど、そんな奴が居たんですね。そいつは、出会ったら燃やし尽くします。」
「是非燃やしてくれ。それと、リザードマンの残り1人の行方が分からないから、何人かを連れて死体を確認してきてくれないか?」
「至急、行って参ります。」
黄蓮は部下を数人とリザードマンを数人連れて戦場へと行った。
「それで、リオン様の将来の夢とは何ですか?」
「えっとね、俺は虐げられている人を目に付く限り救いたいんだ。それには、人手と力が要る。だから、朱李たち幽鬼と鬼人、ゴブオサたち緑人とハイゴブリン、加えてオークとリザードマンの皆には力を貸して欲しい、どうか頼む!」
俺は深く頭を下げた。
「リオン様の願いを私たちが断るわけがないでしょう。微力ながら、我ら幽鬼と鬼人、お手伝いさせて頂きます。」
「我ら緑人とハイゴブリンもお手伝い致します。」
「わ、私たちもお手伝いさせて頂きます。」
オークとリザードマンは1人の声に合わせて、首を激しく上下に振った。
「リオン、水臭いぜ。俺たちにも黙ってたなんてな。」
「いや、この夢はさっき具体的に浮かんだんだよ。」
「ふふ、まあ許してあげるよ。優しい私に感謝してね、リオンくん。」
「ホント感謝してます。リズ様。」
「僕も手伝うよ。世界中を笑顔にしたいね。」
「ドクもありがとな。でも、世界中は厳しいかもな。」
リオンの夢の話が終わって、雑談していると、
「リオン様、名前持ちのリザードマンが確認できました。これで、名前持ちが全員巨大化したことが分かりました。」
「黄蓮ありがとう、鬼人とリザードマンのみんなも。それじゃあ全員揃ったし、これからについて話そうか。」
アドバイス、感想お待ちしております。
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オーク軍の捕虜数
500人
リザードマン軍の捕虜数
400人




