2-18
是非読んで行ってください。
森の覇権争い終盤戦
リオンが拠点で戦っている頃の戦場にて、
「オークの王よ、今頃、鬼どもの拠点は阿鼻叫喚なんだろうな。シャシャシャ」
「タイラーとリザイが行っているのだ、間違いないだろう。ぐふふふふ」
「王、ただいま斥候から戻りました。」
「して、どうだった?」
「はっ、若頭から末端の兵まで慌てた様子はなく、明日に備えているようでした。」
「ふむ、襲撃を伝える時間すら無かったということか。シャシャシャ」
「あんなに息巻いておったのに、肩透かしもいいところだな。ぐふふふ」
それから、数時間経ち陽の光が差し込む頃、
『ブァァァァァァァ!!』『グギャァァァァ!!』
オーク軍とリザードマン軍から大きな声が響いた。
「王、ご無事ですか?」
「うむ、我は大丈夫だ。して、軍の被害は?何があったのだ?」
「はい、突然に豚どもが巨大化して暴れ出したかと思ったら、仲間のリザードマンたちも狂ったように暴れ出しました。現在、暴れ出した者の周りに居た者以外の被害は確認しておりません。どうしますか?」
「ふむ、一先ずあの王の元に行くとしよう。」
オーク軍の元に着くと、そこでは、
「王、正気に戻ってください。」
「グファァァァァァ」
「おいそこのオーク、あれが王か?」
「はい、他の者と同様に突然暴れ出しました。どうか、王を助けてくださいませんか?」
「ふん、無理だな。我々は帰るとする。こんな状態では、勝てる戦も負けてしまう。それではな。」
そんなオーク軍とリザードマン軍を、朱李が放っておく訳もなく。
「何があったか知らんが、あいつらが慌てている今がチャンスだ。各部隊、犠牲を出さんように殺せ。リズ殿、コーキー殿、ドク殿、よろしくお願いします。」
「ちょっと朱李、そんなにかしこまらないで。朱李がそんなんだと、ネモフィラたちまで変な感じになるでしょ?」
「ふふ、大丈夫よリズ。私たちは友達でしょ。」
「かははは、俺たちは、同格ってことにしようぜ。朱李たちがリオン様って言うのは止めねーが、俺たちにかしこまるのは何か居心地が悪いからやめてくれ。」
「たしかに、僕たちは何にもしてないもんね。あ、でもリズは名前をつけたのか。」
「もー、ドク!?なんでまた、話を戻すようなことを言うのよー」
「あっ!ごめんね、リズ。そんなつもりじゃなかったんだよ。」
「オーケー、分かったよ。リズ、コーキー、ドク、よろしく頼むぞ。これでいいか?」
「バッチリよ。」「おう!」「こちらこそ、よろしくね。」
3人がそう返事をすると朱李が、
「では改めて、全軍攻撃開始だ!」
こうしてリオンが拠点を出発した頃に、開戦となった。
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