2-15
是非読んで行ってください
リオンが宣戦布告を終えた時まで時間は戻る。
オークの王は、ここまでの経過で勝てると考えていた。
しかし、あんな奴が居たとはな。
しかも、幽鬼軍とか言っていたな。
まさか、オーガの奴らが進化したのか?
もしも進化していたら勝てんかもしれんな。
「おい、魚に使いを送れ。」
「かしこまりました。しかし、王よ魚と協力するのですか?あいつらは信用なりませんよ。」
「ふん、さっきの男を始末するためには、魚の力が要るだろう。それに、一網打尽にするいい機会だ。ぐふふふ」
場所は変わってリザードマン軍拠点にて。
リザードマンの王もまた、勝てると考えていた。
獣人が1人増えようが、我らが負けることはないな。
なんせ名前持ちが居るからな。キシャシャシャ
「王、豚どもから使者が来ました。」
「丁度いい、手を組むぞ。鬼も豚も一網打尽だ。シャシャシャ」
こうして、リオンの思惑通りに2つの軍は手を組んだ。
「オークの王よ、このまま戦場へと向かうのか?」
「そんな訳ないだろう。オーガの拠点へ250人を向かわせる。非戦闘員を皆殺しにする。」
「それは良い。我らからも150人だそう。」
「鬼共の歪んだ表情が早く見たいものだな。ぐふふふ」
こうして、本軍とは離れた場所で、森の最後の争いの最初の戦いが始まろうとしていた。
朱李たちが出発して、1日目は何事もなく終わり、2日目も終わろうとしていた。
おっと、まあまあの数が接近してるな。
これは混合チームだな。
「ゴブオサ、ここに400人が向かってきている。俺が一気にやってもいいが、どうする?」
「リオン様、私たちが戦います。戦場に行けなかった鬼人の皆様の憂さ晴らしに丁度いいでしょう。もしも、私たちで勝てない相手が居たら手を貸して下さいませんか?」
「いいよ。俺も、皆がどれほどの強さになったのか見てみたいからね。ただ、2人かな?不思議なやつが居る。危なそうだったら問答無用で乱入するからね。」
「はい、それで構いません。鬼人の方々もそれで大丈夫でしょうか?」
「はい、我々にも戦う機会を下さりありがとうございます。リオン様の手を煩わせることがないよう戦います。」
「それじゃ、非戦闘員を拠点の真ん中に集めようか。俺が守っておくから、皆は迫り来る400人に集中していいよ。」
俺は中央に集まった非戦闘員230人を囲むように風の障壁を展開した。
「よし、これで皆が怪我することはなくなったよ。もしも、俺より強いやつが居たらこの障壁も破られるだろうけどね。」
「リオン様より、強い者など居ないでしょう。もしも現れたら、自分たちの命に代えても逃げる時間を稼ぎます。」
「あははは、ありがとね。まあでも、今回は大丈夫そうかな。鬼刀たちはここで待っててね、俺は少し様子を見てくるよ。」
「お気をつけて、リオン様。」
俺は拠点の外へ飛びだし、皆の戦いを空から見下ろした。
うん、結構余裕っぽいな。
ゴブオサなんて無双してるな。
元がヨボヨボのゴブリンとは思えんな。
おっ!あいつらが出て来たな。
どこまでやれるか楽しみだな。
「名前を貰ってない俺たちでも、こんな簡単にこいつらをやれるのか。」
「ああ、これは頭や隊長たちは、とんでもねーな。」
「人数差があったから、少し不安だったが圧勝するな。」
鬼人とホブゴブリンがそんな会話をしながら襲撃者を倒していると、
「おいおい、なんでお前らみたいなやつが居るんだ?お前ら鬼人だろ?それに、緑人も、居やがるな。」
「ふん、こいつらでは我々には勝てませんよ。」
そう言って、肩にオークを乗せた巨体のオークと黒い鱗のリザードマンが集団から出てきた。
「こんばんわ、私は緑人のゴブオサと申します。私たちは、ある人のお陰でこの力を得ました。残念ながらあなた方には勝ち目はありません。ここに来たことを後悔して、消えて下さい。」
「そうか、名前持ちか。これは面白くなってきたな。お前ら、ほら力を与えてやるよ。くははは」
そう巨体のオークが言うと、残ったオークとリザードマンは黒いオーラを帯び叫びをあげた。
『グガァァァァァァァ!!!』
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襲ってきた者たち
ほとんどは、普通のオークとリザードマン。
巨体のオークと黒い鱗のリザードマンからは、リオンが違和感を感じた。
オークの戦い方
剣を使うが、殴ったり、引きちぎったりもする。
リザードマン
槍を使う。鱗は硬い。




