2-11
前回のあらすじ
赤鬼対リオン、決着
「おーい、リオンくん大丈夫ー?」
俺と赤鬼が戻ると、リズが代表して話しかけた。
「ああ、赤鬼さんが我慢強くてね、ちょっとだけ本気出してみたんだ。皆、満足出来たようだね。」
「それでねリオンくん私、青鬼に名前をあげたいんだけど、見ててくれない?」
赤鬼さんに聞きたいことがあったんだが、どうせ後で4人には名前を付ける予定だったから前後する分には構わないかな。
「ということで赤鬼さん、名前を付けるよ。何か希望ある?」
「突然だな。それに全員か?大丈夫なのか?」
「いやいや、さすがに全員は面倒だから、4人だけだよ。さっきまでの戦いで、魔素が満ちているし何も問題ないよ。それより希望はないの?」
「そ、そうか、さすがだな。希望は別にないな。」
「そっか、黒鬼さんと黄鬼さんは?」
「ないぜ。」「ない。」
「それじゃあ、まずはリズが青鬼さんにやっていいよ。」
「よろしくね、リオンくん。それじゃあ青鬼、行くわよ。」
リズは周りの魔素を集め始めた。その魔素で青鬼の全身を覆うと、
「青鬼、あなたは今日からネモフィラね。」
そうすると、ネモフィラの身体を光が包みんだ。ネモフィラの変化は、髪が胸まで、身長が少し伸びたこと、何よりも魔力が凄く増えていた。
「ねえ、ネモフィラ?魔力の量が私よりも多い気がするんだけど。」
「そうね、リズ。今なら負けないかもしれないわね。ふふふ、冗談よ。名前ありがとう、リズ。」
「私はまだまだ成長するんだから、ネモフィラなんて追い抜いてやるんだからね。」
「ははは。落ち着けよ、リズ。名付けは上手くいったんだ、それでいいだろ?」
「ブーブー、リオンくんは誰にも負けてないもんね。ふーんだ。」
「俺は最強だからな。はははは。」
「リオン、それは駄目だろ。」
いや、冗談に決まってるじゃん。
そんなに冷めた目で見ないでよ。
これは話を進めるべきだな。
「それじゃ、あとの3人も一気にやるぞ。今日から、赤鬼さんは朱李、黒鬼さんは黒丸、黄鬼さんは黄蓮だ。よろしくね。」
日本人がオーガに転生してる可能性もあるし、日本っぽくてもいいよね。
前回同様、3人に変化が訪れた。身長が縮んで、必要な分の筋肉以外が削がれたように細身になった。
しかし、魔力は増えておりやはり名付けをすると強化されるようだった。
「これは凄いな。力が漲ってくる。改めて、リオン様、俺たちはあなたの下に着くことにします。これからどうするんです?」
「いや、様付けなんてせずに普通に呼んで欲しいんだけど。それに、俺は上に立つなんて面倒なことしたくないし、皆とは対等で居たいんだけど。俺はこの戦争を終わらせる予定だよ。これ以上、被害を出したくないから一気に親玉を叩きに行く。」
未来ある人が不当な扱いを受けたりするのは許せないよね。俺に出来ることはなんでもしよう。前世では出来なかったからな。
「なるほど、俺たちとリオン様たちが居れば一瞬で終わりますね。」
「うん、決めた。この戦争の後も手伝って貰ってもいい?」
「勿論です。何をすればいいのでしょうか?」
「うーん、それは、終わったあとに話すよ。それより、質問があるんだけどいい?」
「何なりとお聞きください。」
「魔族ってどんな人なの?」
「魔族とは、ほとんどが俺たちが居る大陸と別の大陸にいる奴らです。奴らは、人や魔物を操ることが出来、力も凄まじく強いらしいです。そして、その魔族を統べる王がいるらしいです。」
「ふーん、なるほどね。」
魔王とかいるのか。なら、勇者もいるよね。あんまり関わりたくないなー。
「他に質問はございませんか?」
「うん、後はないかな。それより、疲れたからどっかで休みたいんだけど。」
「それでは、休めるところにいどうしましょう。」
アドバイス、感想お待ちしております。
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朱李
赤鬼さん。火に加えて光も使えるようになった。魔力が大きく増えた。
ネモフィラ
青鬼さん。魔力が大きく増えた。
黒丸
黒鬼さん。魔力が大きく増えた。
黄蓮
黄鬼さん。闇に加えて風も使えるようになった。魔力が大きく増えた。
種族的には幽鬼族。
魔物に名前を付けると、進化、強化できるようです。
魔族
人のような姿をしており、人に害を与える者の総称。人や魔物に憑依したり、操ったりできる。




