2-9
前回のあらすじ
リズ対青鬼が始まった。
リズが友達ゲット。
是非読んで行ってください。
ふぅ、さっきは全然暴れられなかったからな。こいつは楽しめそうだな。
全力で戦える同世代がリオン以外にいるとは思わなかったな。
コーキーはそんなことを考えていた。
「かかか、お前が俺の相手か。俺は黒鬼、名前はねえ。おら、行くぞ。」
「がはは、やっぱりお前面白いな。俺はコーキーだ。来やがれ。」
2人は同じ武器、同じ戦い方で共通点が多く、力のぶつけ合いとなっていた。2人が大剣を振るう度に、火花と大きな音が鳴り響いていた。
「ここまでやるとは思わなかったぜ、黒鬼。」
「俺もだよ、コーキー。だが、そろそろ決着を付けてもいいんじゃないか?」
「そうだな。次で決めるぞ。」
《ドン!!!》
2人の大地が揺れたように錯覚するほどの踏み込みの後に2人の大剣がぶつかり、火花と刃が舞った。
「くっ、俺の負けか。次は負けねーぞ、コーキー。」
「がはは、何度でもお前の大剣をへし折ってやるよ。」
2人はがっしりと握手を交わした。
「それじゃ勝負も終わったし、アイツらの所に戻ろうぜ。」
「そうだな、かははは」
2人は先ほどの勝負について話したまに大笑いをしながら、ゴブチョウたちの居るところに戻って行った。
ドク対黄鬼は他の2か所と比べて、リオン陣営が押されている状態だった。
「うーー、痛いよー。黄鬼さん、動きが速いし気配も読みにくいし負けちゃいそうだよ。」
「ふん、一瞬で終わると思っていたが、中々しぶといな。」
「僕も、そう簡単に負けれないんだよ。」
でも、気配が読めないもんなぁ。
地面の振動から来る方向が分かるかな?
僕は魔力が少ないからあんまり広げれないけれど、一か八かやってみるしかないよね。
ドクは身体強化や皮膚の硬化に使っていた魔力を減らし、足元の地面から広げ始めた。
これはドクにとって命掛けの作戦であった。
「そろそろ、仕留めるか。勝負を長引かせてもいい事はない。」
ああ!立ってる場所がはっきりわかるよ。
よし、ここだ!
「チィッ」
《カキン!!》
「よかったーー。これで、音と匂いと殺気が無くても、対応出来るや。あっ、でも空を飛んでたら分かんないや。どうしよう、、、、」
「ふん、それは慣れるしかないだろうな。俺の負けだ。悔しいが、お前らなら本当にこの争いを止めれるかもしれんな。」
「慣れかー。僕が慣れるまで、手伝ってくれないかな?たまにでいいからさ。」
「まあ、この争いが終わって、暇になったら付き合ってやる。楽しみにしとけ。」
「わーい。約束だからね。それじゃあ、みんなの所に戻ろっか。」
「ああ。」
まあ、あいつらなら勝って当然だな。
ドクがあの方法をあそこで試すのは予想外だったな。成功してよかったぜ、ほんと。
後は俺だけだな。どうしたもんかね。
「おいおい、あいつら全員負けちまったよ。しかも、生かされてるし、どういうつもりだ?」
「俺たちは、意味不明な師匠に鍛えられたからね。それに、殺し合いをするためにここに来た訳じゃないからね。」
「お前達の師匠か。そいつは会ってみたいような、会いたくないような感じだな。お前からしたら俺も有象無象かもしれんが、俺はあいつらの長だ。簡単に負けるわけには行かねえ、精一杯足掻くぜ。」
「そんなことないよ。後で聞きたいことがあるんだけど、いい?そのお礼に俺も力の差をはっきり見えるように示すよ。」
「チッ、負け戦かよ。だが、命があるだけまだマシか。」
「じゃあ、始めようか。」
アドバイス、感想お待ちしております。
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黒鬼
身体強化と元々の腕力による、力押し。大剣使い。体は大きい。
黄鬼
気配、音、匂いを消して行動できる。暗殺得意。闇魔法も得意。武器は、短刀。細身の小柄。
ドクの使った魔法
【土の衣】
皮膚が硬くなる。
【ソナー】
地面からの振動を感じて、位置を調べる。地面に続いているのなら、木の上でも分かる。しかし、魔力を広められた範囲に限る。




