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第六夜 刺

誰も気付いていなかった。

採光豊かな広々としたショッピングモールを歩く。無機質な白を基調とした店内。幅広い通路をゆったり歩く人々。足を止め店を眺めたり談笑する人々。

ふと、一組の男女が目に留まる。壁に背をつけた女と一歩分の距離をとり向き合う男。

一見、若いカップルに見えた。しかし女の表情が硬い。

男の手から僅かに刃先が覗いていた。

思わず止まる歩み。

連れがどうしたのと問う。

その声に振り向いた男と目が合った。

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