行く末
ジャッジマンが粛清を下していたのは現在確認できるだけでも13名。うち12名は死亡し1名は重体で現在も入院している。
羽枦署に後日、ジャッジマンから拳堂宛に送られてきた分厚い資料の中身は、粛清対象13名のデータだった。
海外ハンターに支払う偽札を作っていた人物やハンターをREVOLuZに斡旋した仲介人、それに実際にUCA隊員を殺したハンターの詳しい情報だった。
アメリカに住む彼がどのような経緯でこの情報を得たのかは不明だったが、この情報のお陰でジャッジマンは指名手配が解除された。
以後ジャッジマンの行方は分かっていない。
しかし、海外ハンターのUCA隊員殺害の報告がなりを潜めているため、おそらくジャッジマンも本国へ帰還したものと思われる。それもジャッジマンの演説のお陰であり、指名手配犯の放送ということもありすぐに規制がなされたが、時既に遅くジャッジマンの演説は瞬く間にネット上に散布され、結果的に海外ハンターによる日本UCA襲撃は収束した。
UCAはジャッジマンの功績を鑑みて後日表彰をする姿勢を見せている。
一方REVOLuZについては海外ハンターから多数の情報を得ることが出来ると見込まれ、日本のUCAは既に海外のUCAに協力を求めている。
時代のうねりがすぐそこまで迫ろうとしている。
to be continued.