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美しくかっこいい女性(ヒト)

作者: 名口 慎


彼女が筆を紙の上に滑らせる時・・・

それは、どんな童話のお姫様よりも美しく、

そして、どんな強い勇者よりもかっこよかった。


だからその筆が、

例え丸まったえんぴつでも、

インクの終わりかけたボールペンでも

その手に握らせてしまえば、

魔法の杖よりも、銀の剣よりも、

強い武器に見えてしまう。


ねぇ、今日はどんな素敵な物語が

その手から生まれていくんだい?


僕にとってはその姿ですら

もう、1つのストーリーのように見えてしまう。


白い紙と黒色のペン。

そこから生み出されていくのは

無限広がっていく色鮮やかな世界。


もうね、その姿を見たら一瞬でホレるよ。

だってさ、そこら辺の男なんかよりもかっこいいんだ。

本当、僕なんか敵わないくらい。

物書きの君は、美しくカッコイイ。



              


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― 新着の感想 ―
[一言] 読ませて頂きました! m(__)m
2013/12/16 14:07 退会済み
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