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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
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女神 召喚勇者に困る

作者: デューク東郷平八郎

「なんだここは? 俺は死んだはずだよな?」




『そうですね 貴方はあの世界では死にました』




「そうだよな 飛行機が爆発したら助かるはずが無い というかあんた誰?」




『私はライティス 貴方から見たら異世界の女神です 貴方が死後の世界に行く前にこの空間に召喚しました』




「異世界? 女神? 召喚? さっぱり意味不明だ」




『説明しましょう 私の世界には魔王が居て世界を荒らしています 貴方には魔王を倒して貰いたくここへ喚びました』




「なんかテンプレのラノベみたいだな」




『テンプレのラノベとは何かの英雄物語ですか?』




「俺の世界には今みたいな作り話がいっぱいあるんだよ 大体何かしらの能力貰ってからだけどな」




『なら話が早いですね 望む能力あげますから何とかお願いしますね』




「マジかよ じゃあ俺の居た世界に有る物を好きなだけ召喚して使いこなせる能力をくれたら良いぜ」




『わかりました 魔王を倒したらお礼に願いを1つだけ叶えあげましょう』




「ますますテンプレのラノベだな それで魔王はどこに居るんだ?」




『東にある魔大陸で配下の悪魔達に守られて居ます』




「魔大陸は海を挟んだ人間が居ない大陸で良いのか?」




『そうですね 未だに1人もたどり着けなかった様です』




「わかった じゃあ早速行って来るわ」




『では魔大陸に一番近い大陸に送りましょう 魔王を倒し世界を救ってください』




「了解 じゃあよろしく」




『じゃあ世界に落としましたから気をつけて』




「落とすのかよぉぉぉ」




ドスン




「痛い目にあったぜ 普通優しく送るだろ? まあ無事だから良いか」




「廻りに誰も居ねえな まずは観測衛星と制御する基地を召喚っと」




「よし 観測した結果はかなりここからかなり離れてるし広いな」




「おっ城見っけ」




「あそこまで行くのは大変そうだからICBMで爆撃すれば楽だな」




「発射施設とICBMを100本も有れば良いか」




「よし 設置完了 発射スイッチをポチっとな」




「さてどうなった? 観測するか」




「あっちゃー 城周辺に穴しかないや でも魔王とやらも死んだろ?」




「女神さん 終わったぞ」



『良くやってくれました 魔王とその配下は倒れました だだやり方はアレですが』




「何か問題でも?」




『まあ良いでしょう 願いは何を希望しますか?』




「そーだな 今の能力持ったまま魔王になりたい」




『えっ?』




「願いを叶えると約束したよな?」




『でも それは』




「約束破るなら世界中にICBM撃ちまくるぞ?」




『待ってください その願い叶えますからそれだけは止めてください』




「最初からそう言えばいいんだよ」




『呼ぶ人間違えたかな?』




「あぁん?」




『なんでもありません』




「じゃあさっさと叶えてくれや」




『わかりました じゃあ願いを叶えましょう』




『終わりましたので今から魔大陸に送ります そしてもう2度と逢う事は無いです 後は好きに過ごしてください 私は帰ります』




『はぁ どうしましょう? 魔王が居なくなったはずが何も変わらない』




『そうだ 新しい人に新しい魔王を倒して貰いましょう』




『さて新しい人はこの人にしましょうか?』




「魔王倒したぞ」




『願いはなんですか?』




「魔王にしてくれ」




『貴方もですか?』






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― 新着の感想 ―
[気になる点] >それをしたら能力をあげる約束に反しますよね? 没収……て知ってる? from Wiki 没収(ぼっしゅう)とは、犯罪に関係のある物の所有権を国に移し、国庫に帰属させる刑罰である。…
[気になる点] 魔王にして差し上げますが、能力は回収します ……とはできないんすね?
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