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† 後日談 ~1: 身分証~ †



何をするにも身分を証明する物。


『身分証』


顔写真入りなら尚良し! 身分証がないと何も出来ないどうにもならない。


私は勿論・・・・・・身分証なし☆


東京某区の住基カード作ってました。持っていました。勿論顔写真入りのやつです。


死出の旅路の道中で、バッキバキのグッニャグニャに折ってビニールテープでグッルグルに巻いて・・・・・・・何処かのゴミ箱にポイッてしちゃった☆






退院後。


十年以上愛用していた携帯電話番号。某携帯ショップへGO ! しました。


「あの、少々面倒くさい事情により四ヶ月ほど入院しておりまして・・・・・・溜まっている料金を払いに来ました」


「はい、ありがとうございます。ではお客さまの身分証とお使いのお電話番号をお願いします」


「・・・・・・身分証がいま・・・・・・ないんです。番号は○○○~~~・・・・・・です」


「はい。かしこまりました。少々お待ち下さい」


「あと、携帯の住所・・・・・・東京です・・・・・・」


「は? ・・・・・・・かしこまりました」


まあね、滞納金を払うのは問題ないんだよ。身分証が無かろうが、電話番号と住所を口頭で伝えればいいんだから。


会社からすれば、正直誰でもいいんですよ~。金さえ払ってくれれば♪


「ではお客さま。滞納と延滞料金合わせまして全部で三万九千円でございます☆」


わ~~お♪ やるね! 入院生活! 溜まったね¥ 当たり前ですが、払いましたよ・・・・・・。内訳がおかしいですが★


十一月の料金が高いのが不思議ですが・・・・・・十一月は一度も携帯を使ってないのですが?


「あの~お客さま。大変申し訳ないのですが・・・・・・こちらの番号は自動解約となっておりまして・・・・・・」


「自動解約・・・・・・・ですか?」


「はい。三ヶ月以上音信不通になりますと自動解約となりますので・・・・・・・」


マジですか?!?!?! 知らなかったよ!!!


あっさり! スッパリ! 呆気なく! 見切りを付けられておりました★


「その番号は・・・・・・もう・・・・・・」


「はい。もうこちらの番号は使えませんので、新しい番号でご新規契約となります」


で・す・よ・ね~~~☆ そして新規契約となると・・・・・・。


「ではご新規契約の時は身分証をお願いします♪」


で・す・よ・ね~~~! 身分証ないんだよ。


「ありがとうございました~~~!」


丁寧な店員の声に見送られてショップを出ました。


快晴で~す♪ 気持ちが良いほどの♪


・・・・・・・・・・ガッデム!!! ガッデム某携帯電話会社!!!!!!!!!


な~~~んちゃって☆ 分かってる。分かっていますよ。完全に私自身が悪いって。自業自得以外の何でもないって。


誰に、何に八つ当たりすればいいのか分からないんです! 私の『運』には物心が付いた時から当たってますから今更・・・・・・・・・・・でもガッデム!!!


なので、こちらも見切りを付けます。今までお世話になりました☆ ありがとうございました~♪




では、身分証を作りましょう。まずは住所変更。この時私はまだ東京都民。東京区民でした・・・・・・なのに、この県この市から生活保護を戴いているという・・・・・・何これ??? いいの?


国のシステム所々に多数の穴が・・・・・・いいの????? ダメなんじゃないの?! ねぇ?! お偉い方々?! そこのところどうなのよ?! ねぇ~~~! 教えて! 偉い人!!!






市役所。


「転入届けを出したいのですが、少々面倒くさい事情により私の住民票いま東京なんですよ・・・・・・」


「はい。ではまず東京から転出して下さい」


「それはこちらで出来ますか?」


「いえ、東京でお願いします。・・・・・・あっ郵送でも出来ますよ。東京のどちらですか?」


「○区です」


「○区ですね。少々お待ち下さい」


○区の電話番号を教えて頂き外に出て電話を・・・・・・公衆電話を使うのは何年ぶりかしら? テレカ・・・・・・ない。テレカって何処で売っていたかな?


数少ないコンビニへ。・・・・・・・・・売ってないじゃん! 小銭・・・・・・ちょっとはあるけど・・・・・・何分いくら? 足りるか? 何処かで崩すか?


とりあえず幾多の不安を抱いたまま東京某区役所へ電話をした。


「あの、転出届けを出したいのですが・・・・・・少々事情が込み合いまして私いま、○県におりまして・・・・・・郵送でお願いしたいのですが」


「はい。かしこまりました。少々お待ち下さい」


この間結構な速さで消費され行く十円。


「お待たせいたしました。ではですね郵送でとの事ですので、送って頂くものがいくつかありまして、メモしていただいても宜しいですか?」


「はい。大丈夫です」


ビ~~~! 十円玉がなくなり百円玉投入! ああ勿体ない・・・・・・。


「ではまず身分証のコピー、保険証、免許証など・・・・・・・」


あ~~~~~! で・す・よ・ね~☆ 身分証無ぇ~・・・・・・・。この一番始めの時点で私の心は早くも折れそうになる。


「八十円切手を貼った返信用封筒一枚。それから紙に旧住所と新住所を書いて、お名前、お電話番号、世帯主、引っ越した日付け、最後にもう一度お名前、そしてご印鑑を・・・・・・それから~・・・・・・」


ビ~~~! 百円玉再投入!


「それらを今からお伝えする住所へ郵送して下さい。宜しいですか?」


「・・・・・・はい。どうぞ」


「では住所は・・・・・・・・・・・・・・・・・です。宜しいでしょうか?」


「はい。あの、ですね。・・・・・・私・・・・・・身分証がないんですよ・・・・・・あと、電話番号もなくてですね・・・・・・・・・・・」


「えっ?!?! ・・・・・・・・・少々お待ち下さいませ」


あぁぁぁ~~~~~~もう、本当にごめんなさい・・・・・・生きててすみませ~~~ん! もう少し待って~~~! もう少ししたらちゃんと吊るから~!


「大変お待たせいたしました。お客さま誠に申し訳ございませんが・・・・・・身分証がないのは・・・・・・・・」


で・す・よ・ね~~~! しかも電話もないし☆


ビ~~~! ・・・・・・百円・・・・・・あっ? 無い!!!


「あの! また電話します! すみません!」


ブツッ!!! ツーツーツー・・・・・・。


切れました★


途方に暮れるとはまさにこの事か? 時刻は何だかんだでもう夕方。







近くの神社にてベンチに座り暮れ行く空を眺める。


身分証・・・・・・身分証・・・・・・・身分証・・・・・・身分証・・・・・・身分証・・・・・・。


身元不明の無縁仏になりたいのに・・・・・・なりたいから全部! ぜ~~~~~~~~んぶ!!! 捨てて来ちゃった☆ アルバムも手紙もお友だちも★ 何から何まで全部! ぜ~~~~~~んぶ!!!


大事なものなんて言う邪魔なものは何一つ無いので~~~す♪


自分の命すら捨てるのですから☆


住所とか電話とかも正直どうでもいいんです! 身分証もいらないのですが・・・・・・携帯・・・・・・これが少し必要で・・・・・・また何処かに行くのですが、携帯がないと・・・・・・電話がないと何も出来ないのですよ!


じゃあプリケーでいっか~・・・・・・って、そうだよね☆ プリケーでも身分証が・・・・・・で・す・よ・ね~~~★


暗くなってきた道を穴ぐらへ。何の進展もないままに。


(土)(日)を挟むのでお役所関係はお休みです。


またまた近所の神社でぼ~~~っと過ごすダメ人間。




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